検索結果
-
5.0
-
-啓司は妻の佳奈と結婚して23年。子供も大きくなり、10年以上セックスレスが続いていた。ある日、職場に不穏な手紙が届く。「奥さんは立派な奴隷に育ち、俺に服従している」のだという。その証明として佳奈が右のわき毛だけ剃っていると書かれていた。妻も今や50歳過ぎ。ちょっかいをかける男などいるわけない。悪質なイタズラだろう。そう考えた啓司だったが、念のために確認しようと、久しぶりに佳奈をベッドに誘った。戸惑いながらも事を進め、わき毛を確認すると、確かに右腕だけ剃られている。言いようのない嫉妬に襲われた啓司。「犯してやるからなっ」。見知らぬ男と情事を重ねる妻を想像しながら、乱暴に体を求める。その後も、不穏な手紙は続き、ジェラシーを燃やした啓司はセックスレスが嘘だったように、日に日にプレイが激しくなり……。
-
-小宮優一は社会人2年目。医薬品を扱う上場企業に就職したものの失敗続きで、ここ2週間ずっと終電コースだった。気分転換でもしようと休憩スペースに向かうと、同じ部署の先輩・楢崎雪江がいることに気付く。雪江は今年30歳ながら、男勝りに働くキャリアウーマン。なで肩にかかった黒髪、モデルと見まがうばかりのプロポーションが魅力的で、切れ長で二重の瞳、高い鼻、ぼってりとして肉感的な唇……と凜々しい顔立ちをしている。スーツのボタンをとめているから、余計に豊かな胸がいつも強調されて見えた。彼女は優一にとって憧れの女性だった。しかし、普段は男勝りの雪江が、休憩スペースで妻子のいる営業部長の矢作耕作に迫られ、されるがままになっている姿を目撃してしまう。いてもたってもいられず、翌日、本人に見てしまったことを告げる優一。すると、雪江は口止めするかのようにキスをしてくると、フェラチオまで……。
-
-只野利男は56歳。家族のために真面目に働いてきたが、子育ても終わり、定年も近づいて、ヒマな時間を持て余している。妻子との会話も少なく、趣味もないから、家にいると孤独感に苛まれる。そこで、金曜の夜はそのまま帰宅せず、ショットバーで時間を潰していた。この店で知り合い、時々バカ話をするようになった宅間も来店。彼から出会い系SNSへの投稿を勧められる。ほろ酔い加減で手を出した梨男はすぐにハマってしまった。ちょい悪オヤジとして正体を隠し、セックスの話を堂々とできるのが痛快だったのだ。そこで、派遣OLだという27歳の地味子というハンドルネームの女性と仲良くなる。SNS上で真面目にセックスの話を重ねた後、直接会うことに。彼女の本名は美鈴。派手ではないが愛嬌のある和風美人だった。彼女に性感開発を頼まれた利男は指と唇を駆使してイカしまくり……。
-
-
-
4.0
-
5.0楢崎俊彦は21歳の大学3年生。恋人に振られて落ち込んでいるのを見かねた親友の柳村隆明の提案で北海道旅行に来ている。隆明は体調不良で不参加となり、急に一人旅となってしまったが、親友の作ってくれた旅のしおりを頼りに富良野観光へ。美しいラベンダー畑を見て感動していると、近くに小さなレストランを見つける。そこで働いていたのは、かつて恋い焦がれた高校時代の副担任・泉田友季恵だった。3年ぶりに会う彼女は35歳になっているはずだが、美しさに磨きがかかっている。教師時代のスーツ姿の印象が強いが、デニム地のスカートに白いブラウス、赤いエプロン姿も似合っている。全身から親しみやすさと優しさが滲んでいた。当時は告白しても一線を越えられなかったが、お互いにずっと思い合っていたことを知り……。
-
-南戸五郎は35歳。岩手の漁村を飛び出し、歌舞伎町で働くようになってから17年が経つ。半グレだか、チンピラだかわからないような中途半端なことを続けてきた。師走の街を歩いていると、客と揉める立ちんぼを見かける。以前は外国人ばかりだったが、最近は若い日本人が増えてきた。サラリーマンと言い争っていた20歳の岬を助けて、自分の家に誘う。彼女は目がクリッとして、ショートヘアが丸顔によく似合っていて可愛らしい顔立ち。ミニスカートから伸びる太ももは肉付きがよく、細身だが黒いシャツの胸元が悩ましく膨らんでいた。頭があまりよくないらしく、高校の途中で家を出て、今のような生活をしているらしい。無理矢理に犯していく五郎。だが、岬は嫌がらず、それどころかパンティはグッショリと濡れていて……。
-
-37歳の須田雄高は、赴任していた地方都市から10年ぶりに東京に戻って来た。久しぶりに同期の山岸智也と会うことになる。家を訪ねると、彼の妻・真帆が迎えてくれた。癖のない長い黒髪をうなじで結わえ、白い長袖シャツに紺色のセミロングのスカート、素足にサンダルをつっかけている。染みひとつない色白の顔には化粧気がなく、頬のあたりに少しだけ疲れの色が浮いているのが、年相応に見えた。雄高は16年前のことを思い出さずにはいられない。大学生時代、雄高は真帆と付き合い、そして妊娠、堕胎をキッカケに別れていたのだ。「幸せそうじゃないか。よかったよ」。取り付くように声をかける雄高。しかし、真帆は子供ができず、智也や家族から責められて苦しんでいた。夫の裏切りまで発覚して落ち込む真帆を見かねた雄高は、思わず唇を重ねて……。
-
-28歳の翔子は夫の浮気に落ち込んでいた。幼稚園から大学まで女子校で、親の勧めで見合い結婚した翔子は、温室育ちで誰の指示もなければ行動を起こせない従順な女だった。夫を振り向かせるべく、刺激を受けようと、友人のフリーライター・千穂に誘われて、SMショーを鑑賞することに。女王様の紅緒に魅了された。歳は翔子よりも10歳ほど上だろうか。物憂げな睫毛が縁取る切れ長の目、艶やかな長い黒髪、黒いラバー素材のレオタード。きわどい角度のハイレグからすんなりと続く長い脚を、黒い編み上げブーツが包んでいる。長身のその女性が、真っ赤に塗った唇でこちらに向けて微笑んだように見えて、翔子はドキリとする。そんな女王様がM女をムチやロウソクで責める姿に夢中で見入ってしまった。終了後、下着はグッショリと濡れていた。翌週もクラブを訪れた翔子は紅緒と2人きりで……。
-
-谷原太は質屋の主人。大手質屋を退職し、後継者を探している同業者の誘いに飛びついて独立した。店があるのはセレブが数多く住んでいる地域。客層もよく、経営も安定している。引っ掛かっているのは、前の店主から引き継ぐ時に言われた「特別な査定」について。それを求めてくる女性客がいるというのだ。ある日、1人のお客がお店に入ってくる。色気が溢れる美熟女で、資産家の奥様のようだ。高品質なサファイアを質に入れた彼女は定期的に利息を払いにやってくるようになる。名前は尾形夕子。36歳で、子供は2人おり、夫は会社経営者のようだ。そして、4度目の来店時に大きな変化が起こる。「特別な査定」を求めてきたのだ。太は前任に教えられた通りに、その熟れた身体で利息を払うよう伝えると……。