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4.0メノリア大公国は前大公亡き後、王座に居座り続ける前大公妃ブリジットと現大公モーガンの専横と浪費で傾いていた。前大公の忘れ形見、公女エリスと弟レイフは義母ブリジットに虐げられ、それに耐える日々を送っていた。大公国は、隣国アルス連合王国からの借款で財政をかろうじてもたせていたが、累積する赤字でそれも限界。何か別の手段で借款を棒引きさせるか支払いを猶予させねばならない。ブリジッドは、今はみすぼらしいが歴とした大公の娘であるエリスを、アルス連合王国の国王ウォルターに愛人として差し出そうと画策した。弟を人質に取られ、隣国への輿入れを承諾させられたエリス。古い馬車に乗せられ、国境の森を越える。襲いかかる黒ずくめの一団。しかもただの山賊ではない……絶体絶命のエリス。そこに大地を揺るがして軍馬の群れが。アルス軍の軍旗に算を乱す一団。黒い瞳、黒髪の騎士がエリスを救い出す。彼こそがアルス連合王国を統べる〝猛獣王〟の異名を持つ軍人王ウォルターであった――。
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3.0
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5.0父の影響で声楽家を志す音大生の望月智基は突然、目標としていた尊敬する父を事故で亡くしてしまう。次のコンクールに向けた練習で壁にぶつかっていた智基は、それ以来スランプに陥ってしまった。 ある日智基は気分転換にと、父に連れていってもらった宮神山の志乃川渓流を訪れる。幼い頃に二人で溺れかけて以来足を運ぶことはなくなっていたが、父と共に過ごし、声楽を好きになった思い出のある場所だ。そこで父がくれた歌を口ずさんでいた智基だが、突如「志乃川を司る神だ」と名乗る龍に出会う。自然と共に生きてきたその龍は、人間がどのような生き物か、共に生きていく価値があるかを知りたいと、溺れた幼い智基の命を救った対価に同居生活を申し込む。 “志乃”と名を付けた、世間知らずな龍神様に最初のうちは振り回されてばかりいたが、次第に志乃の純粋で真摯な姿に智基の心は奪われていき…?
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3.1親に捨てられ、愛を信じられないおひとり様OLのあかり。嫌味なくらい完璧で、冷徹無慈悲な鬼上司・柊夜が苦手だ。それなのに、飲み会の夜、あろうことか一夜を共にしてしまう。翌月、妊娠が発覚!悩んだ末に柊夜に話すと「俺の正体は夜叉の鬼神だ」と衝撃の事実を打ち明けられる。そして“鬼神の後継者”であるお腹の子を産むまでの、かりそめ夫婦を始めることに。しかし形だけの夫婦だったはずが、別人のような過保護さで守られ、愛されて…。愛とは無縁の人生を送ってきたあかりはいつしか幸せで満たされ――。
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4.3「必ずきみの心を動かしてみせる」――ライバル社長の剥き出しの愛に限界寸前で…!? かつて祖父母が営んでいた花屋を再興すべく奮闘中の苑香は、誕生日に彼氏にフラれ傷心中。仕事に生きると誓う。そこへライバル視する同業大手の社長・統が現れ、大胆不敵な溺愛宣言!? 「どんなに時間をかけても、俺はきみをあきらめない」――彼と恋なんて論外だと思ってたのに、拒めば拒むほど、統の独占欲は急加速! 熱を孕んだ瞳で息つく間もなく迫られて…。陥落必至な恋愛攻防戦!
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3.5再会した御曹司と契約結婚!? 一途な溺愛で絡め取られて…。 両親を亡くし伯父への借金を抱える柚葉は、ある日幼馴染の御曹司・涼成と再会する。かつての優しさは消え冷徹な男に変わり果てた彼だったが、柚葉の事情を知るとなんと契約結婚を提案してきて!? 戸惑いながらもかりそめの夫婦として良好な関係を築こうとする柚葉。そんな健気な柚葉の姿に次第に涼成の独占欲が露わになり…。「きみは俺の妻だ」――涼成の秘めた想いが溢れるとき、柚葉は熱情に溶かされ…!
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4.7彼氏に浮気されて家もお金も失ったOLの紬。実家に帰ると借金取りがいて脅される始末。そこに、父に恩があるという老舗呉服店の御曹司・秋人が現れて…。借金を肩代わりしてくれた彼と契約結婚することに! 威圧的な印象の秋人を嫌悪していたのに、なぜか甘さを増していく彼の溺愛に翻弄される日々。「いいだろ、夫婦なんだから」――痺れるほどの熱情を刻み込まれると、もう陥落寸前で…。
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4.3カフェの店員をしながら保育士を目指す平凡女子の陸は、長期入院中の弟の担当医・春田に密かに憧れている。「患者の姉」としか思われていないことは分かっていたけど、なにかとかまってくる春田に想いは募っていく。陸の誕生日にふたりで食事をした帰り道、「プレゼントをやるよ」と不意に抱きしめられて…!? それからというものの、事あるごとに優しく甘い言葉をささやく彼に陸はますます惹かれていく。「お前のためなら頑張れる。そばにいてくれ」――クールな彼から甘やかされる日々が始まって…。
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4.0広告代理店で働くあかねは上司の久我に叱られる日々。彼は容姿端麗でやり手のエリートだが仕事の鬼で、周囲からも“魔王”と恐れられている。そんな彼にあかねは密かに思いを寄せていた。そしてある日、ひょんなことから飲み会の帰りに酔った久我と一夜を共にしてしまう! それ以来、相変わらず会社では厳しいもののふたりきりのときはまるで本当の恋人のように甘やかし、優しく溺愛してくるようになり…!? 「熱いな、体」――彼の冷たい瞳の奥に見え隠れする熱情に翻弄されて…!?