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2.5「か弱い乙女のふりはやめろ。お前がいかに淫らで堕落した女か。私はとっくに知っている。オーレンヌの毒花寵妃」愛する人に真実を告げることができぬまま、熱い執着に躯と心を奪われて……愛憎渦巻くエロティックロマンス! 侯爵令嬢カザリナは、幼い頃に誓った適わぬ恋を胸に秘めたまま、王の愛人である公式寵妃となった。カザリナが王を誑かす悪女として振舞うことで、宮廷の悪意を一身に集め、他国から嫁いできた王妃への悪評を遠ざけるためだ。カザリナは、親友である王と王妃を守るため、処女のまま偽りの寵妃を演じていた。あるとき、宰相である兄が重傷との知らせを受け、カザリナは国境の戦場へと向かった。しかしそれは、今は敵対するスヴェルーシ帝国の皇帝となった幼馴染、アレクセイの罠だった。彼は将来を誓いながらも寵妃となったカザリナを心の底から憎んでいた。手枷をはめたカザリナを、氷のような蒼く冷たい瞳で見下ろす。愛と憎しみに心を引き裂かれそうになりながら……。
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4.0「もう少しで貴女の一番初めの客が来るわ。お姫様だったことは伏せてあるから安心してちょうだい」娼館の女主人にそう告げられ、マリサは反射的に体をこわばらせた。オルセール王国の姫マリサは、戦火を逃れ亡命する途中、人さらいの罠にはまり妹と共に誘拐された。娼館に売られたマリサは、人質にとられた妹を守るためと自分に言い聞かせ、娼婦となることを決意する。初めて客を取ることになったその夜、彼女のもとに現れたのはセレスタンという名の美しい青年だった。異国の商人だという彼の姿に心奪われるマリサ。謎めいたエメラルド色の瞳に求められるまま、マリサはセレスタンに身を捧げる。セレスタンの貸切となったマリサは、行方不明になった両親や、妹のことを不安に思いながらも、毎晩のようにセレスタンからうける快楽に身も心も溺れていく。愛と官能に翻弄される王女の運命を描くエロティックロマンス。
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3.3「夫婦なら、なすべきことをしようというだけの話だ――」ヴィオレーヌは身を翻して逃げようとしたが、すぐにつかまり荒々しく唇を奪われた。いつもとは違う彼の様子に驚くも、身体は愛撫を求めて疼き……陰謀渦巻く王宮で、愛に翻弄されるヒロインを描くエロティックロマンス♪ ラロック王国の王女ヴィオレーヌは、国同士の取り決めにより、ファーレイン帝国の皇太子妃となるべく幼い頃から厳しい教育を受けた。心の支えになったのは、何年もの間文通してきた皇太子リュファスへの想いだけ。しかし待ちに待った婚約の儀で、ヴィオレーヌは言葉を失った。「リュファスは来ない。今日、あなたは俺と婚約する」そう告げた視線の鋭い男は、リュファスの代わりに皇太子となったユベールだった。戸惑いながらも予定通り帝国に輿入れするヴィオレーヌに、ユベールは優しく微笑み愛を囁く。彼の情熱で身も心も蕩けていく日々。しかしある事件を境に彼の態度が豹変して……
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3.0決めていたんだ、君を見た瞬間から。絶対に君を僕のものにするって――。大学生の千鶴は、嫁ぎ先の一族に繁栄をもたらすという〈繁栄の血〉の血筋ゆえに、多くのセレブたちに誘拐されそうになるなど、何度も危険な目に遭ってきた。そんな状況にうんざりして、なるべく目立たないように生きていたが、あるパーティで有名企業の御曹司である増野に襲われそうになったところを、美しい男性、マノーロに助けられる。紳士的で優しいマノーロに魅せられた千鶴は、彼によってヨーロッパの小国、オルメニア王国へと連れ去られてしまう。実はマノーロはオルメニア王国の皇太子で、千鶴の〈繁栄の血〉を狙っていたのだ。そこで待っていたのは、マノーロに奪われるように愛される日々。千鶴を妊娠させようと、マノーロは連日連夜、彼女の体に愛を注ぎ続ける。「君は素晴らしい。その血筋も、髪も、肌も、ここも……全部だ」快感に溺れる中でマノーロを愛し始めた千鶴は……。血筋と運命が交錯する、官能の愛のストーリー。
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-憧れの人から「娼婦として生きろ」と吐き捨てられた伯爵令嬢のアデリア。あるとき攫われた先の見知らぬ館で目覚めると、昔一度だけまみえ、その美しさに目を奪われた貴公子・セヴランに囚われていた。復讐だと純潔を散らされ、調教の名のもと夜ごと激しく淫らな快楽を教え込まれる。彼から憎まれているはずなのに、自分に向けられる視線と触れてくる指先が、思いの外優しいことに気づく。だけど彼の本当の気持ちがわからなく戸惑うアデリアは……。 ※こちらは2013年に発売された商品となります。重複購入にご注意下さい。
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-「色々なものが解決して、私はすっかり退屈になってしまってね。だから新しい遊びを始めようと思うんだ」 夢の中に現れたメフィストに、親しい人の記憶を全て奪われたラン。記憶を取り戻すために森の奥にあるという城を目指すランとアベル達だったが、予想外の妨害者の出現や『自分のことを一番に思い出してほしい』という男達の邪念により、行程は一向に進まない。果たしてランは無事に記憶を取り戻すことが出来るのか!?
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-暴虐な王に嫁ぐはずだったエルヴィラは、想いを寄せていた幼馴染のクリスに攫われてしまう。優しかった彼の一変した強引さに戸惑いつつ、婚礼衣装のまま純潔を奪われるエルヴィラ。そんな中、驚くべき事実――彼が王の実子であることを告げられて!? 「一週間、自分の花嫁を演じてほしい」苦し気なクリスにそう言われ、不安を抱きつつ断れないエルヴィラ。僻遠の屋敷で二人過ごす甘く淫靡な刹那。一週間後には彼と別れなくてはいけない。そうわかっていながら、彼への思いは強くなる一方で……? ※こちらは2014年に発売された商品となります。重複購入にご注意下さい。
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4.3人気イラストレーター・さとい先生と、原作シナリオを担当した片桐由摩先生のコンビによる書き下ろし作品。 ──とある図書館休館日。ツグミが蔵書整理を手伝っていると大きな地震が起き、脚立から落ちて気を失ってしまう。その夜、自室で目を覚ますと記憶が女学生に戻っており、隼人達のことが全く分からなくて──?