成毛厚子 - 完結作品一覧
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-隆一と千晶は広い屋敷に兄弟2人で暮らしていた。アメリカにいるフィアンセ・基彦に手紙を書き続ける千晶と、千晶をモデルに肖像画を描き続ける隆一。そんな2人のもとに新しい家政婦・村岡エリがやってきて、平穏な2人の生活に変化が訪れる。 しぶしぶエリを受け入れた千晶だが、エリは隆一を誘惑しはじめ……。 兄弟の運命と基彦の正体とは!? 【収録作品】 ・炎天 ・殻 ・ボビィをさがして ・生き餌 ・彼女の部屋 ・繋がれた男 ・残像
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-呪いの人形に魅入られた者の悲惨な末路ーー。文楽人形の撮影で京都を訪れた若い男性カメラマンとその婚約者。美しい清姫の人形に魅了され撮影に打ち込むカメラマンの前に、人形そっくりの外見と不思議な魅力を持つ美女が現われて彼を誘惑し…。(『幻華』安藤なつ)旅先で、魔女の遺骨から作られた「幸運の人形」をもらった若者。願いを叶えてくれるというその人形のおかげで彼の家族は富や名声を手にするが、それが悲劇のはじまりで…!?(『DOLL』中沢ネオ)呪われた力を持つ人形を手に入れた人間に降りかかる恐ろしい運命を描いた5作品を収録。
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-「ここは暗くてさびしいよ…」あの世から聞こえる幼い泣き声――。10年前に子供が失踪した家にやってきた若い家政婦。彼女には「水の底は冷たい」と泣く子供の霊が視えるというが…。(『水辺の家』成毛厚子)妊娠中の妻は、引っ越し先のマンションでどこからか聞こえる赤ちゃんの泣き声に悩まされるが、その声は他の人には聞こえないようで…。(『声が聞こえる』大石エリー)この世に怨みや未練を残した霊と人間の愛憎が絡み合う事件を集めた「女たちの心霊サスペンス」シリーズ第4弾は、幼くして不幸な目に遭った子供の霊にまつわる悲しく恐ろしい6作品を収録。
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-夫に群がる虫達を退治しなくては……。家庭的でやさしい由奈と仕事ができて美しい葉月、ふたりと同時に付き合っていた僕は由奈を妻に選びながら、葉月とも関係を続けていた。おっとりとした由奈は夫の浮気を疑いもしないが、待望の子供を流産してから様子がおかしくなって…(『永遠のうたたね』中里りえ)同じマンションに住む女性ふたりが続けて変死し、自分も誰かにつけられているのではないかと恐怖を感じた女。しかし恋人には家庭があって頼りにならず、隣の主婦宅に泊めてもらうことにしたのだが…(『夜の虫』成毛厚子)夫の浮気を我慢し続けてきた貞淑な妻たちの逆襲を描いた6作品を収録した『女たちの事件簿』第43弾!!
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-女たちは、やがて狂気を子宮に宿す――。出張のついでにかつての愛人の元を訪れた男を、女は以前と変わらぬ優しい態度で迎え入れる。女は、3年前に男が去ってから、寂しさを紛らわせるために4人の子どもを産んで現在も妊娠中だと言うが、家に子どもがいる気配はなく…。(『胎動』成毛厚子)。子どもには恵まれないものの、中学の時から付き合ってきた夫との穏やかな日々に満足している妻。偶然再会した高校の同級生と近況を報告しているうちに、「未婚の母でいいから子どもがほしい。旦那を一晩貸してくれない?」と言われて…。(『ありふれた風景』東樹れい子)子どもを求める切実な思いがどこかで歪み、自分や周りを傷つけていく5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第33弾。
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-お金に汚いDV夫と前世にこだわる妄想男…男たちの狂気が私を苦しめる!! 働かずギャンブルに夢中の夫を、いつか立ち直ると信じて必死で養うヒトミ。彼女の前に「僕とあなたは前世で心中した」と訴える、若い男が現れる。夫はその男を追い払うどころか、お金のために彼の前世の話に付き合うよう、ヒトミに強要して…。(『夢の呪縛』保沢環)幸せそうな顔で、今度恋人を紹介すると言っていた姉が突然の飛び降り自殺ーー。わずかな情報から姉の恋人を探し出すが、その男は…。(『ワイングラスが壊れるとき…』井上洋子)冷酷で残忍な男を愛してしまった女たちの悲劇を描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第32弾。
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-嫁にゲテモノを食べさせる恐ろしい姑の本性は……!? 田舎の名家に嫁ぎ、夫や姑と暮らす実良。やさしい夫との仲は良好だが、「子宝を授かるため」といって姑が実良に食べるよう強制したあるモノとは…。(『HEAVY WAY』さかたのり子)「息子より8歳も年上の嫁はいらない」と言ってはばからなかった姑が、祖母の介護要員が必要になり、やっと結婚を許可してくれた。愛する夫のために姑のいびりに耐え、懸命に祖母の介護をこなす七実だったが、その祖母が急死してしまい……。(『絶対愛せない』大木三千代)恐ろしい姑に極限まで苦しめられた嫁が抱く殺意を描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第38弾。
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-私のほしいものを全部持っているあの女が憎い…! ずっと好きだった、バツイチの同僚とつき合うことになった恵。彼の元妻はすでに再婚しており、恵たちの仲がうまくいくようアドバイスしてくれる。親切な元妻に感謝していた恵だったが、次第に彼女の言動に違和感を感じて…。(『FAKER』香月れい)反抗期の娘と浮気疑惑のある夫に嫌気がさした主婦は、太って冴えない自分とは対照的に美しさをキープし、夜の生活も充実している友達をうらやましく思い、彼女に勧められるままマッチングアプリに登録して…。(『マッチングメビウス』大橋薫)他人の幸せを妬み、自分より不幸にしようと策略をめぐらす女たちの醜悪な姿を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第47弾。
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-私は親切で気が利く隣人でしょう…? 引っ越し先の住人たちに好かれたい、仲良くなりたいと思うあまり、過剰なプレゼントをしたり、留守宅に入って洗濯物を取り込んだりする主婦。しかし、隣人は自分たちの生活を知りすぎている彼女を気味悪がるようになり…(『溺れる手』大石エリー)。マンションで子供と暮らすシングルマザーのもとに、脅迫めいた手紙や無言電話の嫌がらせが続く。子供の騒音に怒った隣の住人の仕業なのか…?(『危ない隣人たち~脅迫~』成毛厚子)普通の顔をした隣人が実は狂気を隠し持ち、自分たちを監視する恐怖を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第44弾。
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-怪奇ロマン映画のロケ地となる海辺の村。静かなその村には、古くから神隠しの伝説が伝えられていた。撮影が始まると、主演女優や映画監督が失踪。数多の怪奇現象が発生する。伝説は本当だったのか、神隠しに隠された村の哀しい過去とは……。 【収録作品】 ・神隠し ・炎の迷宮
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作ホラー作品! 往年の名女優・松原冨士江も人気に陰りが出てきた。そこで、愛人であり映画監督の今井と組んで、大ヒット映画を作ろうとする。映画のタイトルは「神隠し」。実際に神隠しが起こった地をロケ現場にし、撮影が行われた。そして、もう一人のヒロインが若手女優で勝気の小泉千秋。だが、撮影は奇妙なことばかり起こり、スタッフのまわりでも不安が募っていく。そんな中、冨士江がいなくなった。当初は、本当に神隠しにあったと思っていたスタッフたちだったが、今井監督と千秋が仕組んだことだとわかる。だが、事件はそれだけでは終わらなかった。本当に悪霊を呼び寄せてしまったのだ。果たして、みんなは生還できるのか? そして、悪霊を退散させることはできるのか? 表題作「神隠し」、そして「炎の迷宮」の2作品を収録。 <目次> ・神隠し ・炎の迷宮 初出:週刊少女フレンド(講談社)1988年17号、1988年9月1日増刊号
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-下北沢の古着屋でコートを買った女子高生・三原良枝。ラッキーなことに、コートのポケットには憧れの俳優・真木俊也が主演を務めるミュージカルの未使用チケットが入っていた。しかも席は前から3列目。良枝は特等席に驚きながら舞台を見に行くが、劇場で金縛りに遭い、動けなくなってしまう。良枝の悲鳴に驚いた真木が公演後、良枝を呼び寄せるが、それは恐怖の序章に過ぎなかった……。 【収録作品】 ・死への終幕 ・ままごと遊び ・ルーシーのおもちゃ箱 ・わたり廊下
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作ホラー作品! 女子高生・三原良枝は、下北沢の古着屋で1着のコートを買う。そのコートのポケットには、憧れの俳優・真木俊也主演のミュージカルチケットが入っていた。しかも来週の土曜日公演だった。コートの売り主には申し訳ないと思いつつも、良枝はこのミュージカルを見に行くことにする。席は前から3列目の極上の席。だが、舞台を見ているうちに、金縛りに遭い動けなくなってしまう。なんとか金縛りを振りほどいたがその反動で悲鳴を上げ立ち上がってしまった。それを見た真木は驚き、良枝に舞台終了後、秘密で会いに来て欲しいとこっそり告げるのだった。憧れの俳優に会えると有頂天だった良枝。だが、これが恐ろしい事件の序章だった…。表題作「詩への終幕」他、合計4作品を収録。 <目次> ・死への終幕<フィナーレ> ・ままごと遊び ・ルーシーのおもちゃ箱 ・わたり廊下 初出:ハローフレンド(講談社)1986年1月号、1985年2月号、6・7月号、1986年6月号
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-カオルの家では、奇妙な怪奇現象が次々と起きていた。泊まりに来た友人・久美が姿を消してしまったり、弟が異変に巻き込まれたり……。思い当たるのは、あのビデオテープに映っていた子供の霊。はたしてカオルは亡霊たちの謎を暴けるのか。人間たちの招いた惨劇とは……。 【収録作品】 ・死霊のうめき ・緑泥夢-悪夢の棲む森-
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作ホラー作品! カオルは大学合格を目指している受験生の弟・孝助と仲が悪かった。両親不在の日、親友・久美を誘って自宅でビデオ鑑賞会を開いたカオル。そして、見るのは近くのレンタルビデオ店のイケメン大学生・仲尾がオススメしたビデオ。だが、その映画には小さな子供の霊が映っていたのだ。それからカオルのまわりで不思議なことが起きるようになる。まず、孝助の性格の変化。そして、久美が突然失踪しまったのだ。久美の身を案じたカオルは、仲尾とともに久美の行方を捜すべく、怪しい洋館に乗り込む。そこには謎の地下室があった。果たして、その地下室では、何が起きるのか…? 表題作「死霊のうめき」他、「緑泥夢ー悪夢の棲む森ー」を収録。 <目次> ・死霊のうめき ・緑泥夢(りょくでいむ)ー悪夢の棲む森ー 初出:週刊少女フレンド(講談社)1990年1月15日増刊号、4月1日増刊号
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-「北側の窓を開けてはいけない 海から大勢やってくるから こんな風の止まった生ぬるい夜には……」 梨田家には、なぜか悪霊を引き寄せてしまう体質があった! 海沿いのマンションに引っ越してきた梨田家。案の定、一家には次々と悪霊が襲いかかり……。天然浄霊体質のパパは家族を守れるのか?悪霊たちを鎮めることができるのか?【1~2巻収録】
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-痩せたい、痩せたいと思いながら、いつもダイエットに失敗してしまう恵理。あるとき彼女は、飲むだけで必ず痩せられる秘薬を手に入れる。「痩せられるなら……」怪しいとわかっていながらも、恵理は薬を口にしてしまい……。それは、恐ろしい悪夢が幕を開けに過ぎなかった! 【収録作品】 ・眠れる森の… ・野辺送り ・手つなぎおに ・ダークアングル ・秘薬
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作ホラー作品! 女子高生・山瀬恵理は、渋谷のアンティークショップでかわいい宝石箱を購入した。その宝石箱には中国製のやせ薬が入っていたのだ。どうしてもダイエットしたいと思っていた恵理は、好奇心からその薬を飲んでしまう。それからというもの、食べ物がすべて異様な外見に見え、恵理は何も食べられなくなってしまった。このままでは、餓死して死んでしまう。そう思っていた矢先、その宝石箱をアンティークショップに売った男性が恵理を訪ねてくる。果たして、その男性の目的は…!? そして、この薬にまつわる真実とは一体…!! 表題作「秘薬」他、合計5作品を収録。 <目次> ・眠れる森の… ・野辺送り ・手つなぎおに ・ダーク アングル ・秘薬 初出:ハローフレンド(講談社)1987年6月号、8月号、週刊少女フレンド(講談社)1987年18号、ハローフレンド(講談社)1987年12月号、週刊少女フレンド(講談社)1988年1月5日特別増刊号
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-便利屋・「飛猫」で働く近田一は、今日もクライアントの要望に応え、掃除・洗濯から犬の散歩まで、数々の依頼をこなしていた。 そんな彼のもとに舞い込んだのは、犬の糞を家の前に捨てる不届き者を突き止め、注意するという仕事。近田はさっそく家の前を見張り、怪しい人物に注意をする。しかし、行為はエスカレートしていき、しまいには跡取り息子・マコト君まで行方不明になってしまう……。はたして、事件の真相とは!? 【収録作品】 ・変わり身 ・嫌がらせ ・ぼくの部屋 ・悪夢の果て ・追いかけっこ ・標的
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作サスペンス作品! “飛猫(とびねこ)”は、便利屋さん。クライアントの要望で、掃除洗濯から犬の散歩までなんでもこなす。ここで働く近田 一(ちかだはじめ)は今日も数々の依頼をこなしていた。 北原邸の前にいつも犬の糞が棄てられる。その犯人を突き止め、注意をするのが今回の仕事。近田はさっそく、ビデオカメラを仕込み、北原邸の玄関を見張る。そこに犬を三匹飼う不審な男・下嶋が通りかかる。残念ながら犬の糞を捨てなかったが怪しいと睨んで下嶋に注意をする近田。これで一件落着かと思いきや、行為はエスカレートするばかり。さらに、北原邸の跡取り息子・マコト君まで行方不明になり…。 <目次> ・変わり身 ・嫌がらせ ・ぼくの部屋 ・悪夢の果て ・追いかけっこ ・標的 初出:エル・グリーンアローコミックス(グリーンアロー出版社)2008年8月23日発行
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-生温い風が吹く日は、得体の知れない何かが海からやって来る―― 病で床につく祖母の家を7年ぶりに訪れた晴代。彼女はそこで、生温い風が吹くのを感じていた。すると、街では時代遅れの着物を着た子供の姿を見かけるようになり……。おばあちゃんの言っていた“何か”とはなんなのか。晴代は無事に帰れるのか。 【収録作品】 ・魔の風が吹く ・夜の底からやってくる
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作ホラー作品! 東京育ちの中学2年生・晴代は、夏休みに母親の実家に帰省した。そこには、具合が良くない祖母がいた。その祖母から「生暖かい風が吹く日は、海難事故が起き、何百人も亡くなり、その後、海から謎のモノが上陸してくる」と告げられる。この話で怖くなった晴代は祖母と二人きりになるのが怖くなり、昔よく遊んだ従妹のマキ子や、勝たちと外で遊ぶようになる。そして、イケメンになった勝は、晴代が気になり優しい言葉をかけて来た。だが、これを面白く思ってないのがマキ子。実は勝の事が前から好きだったのだ。なんとか、二人の仲を裂きたいと思ったマキ子は、ことあるごとに晴代に嫌がらせをするのだった。その嫌がらせの最中、謎の生き物に水中に引きずり込まれるマキ子。そして、それら謎の生物は、晴代と勝をも襲って来た。果たして、晴代たちは助かるのか……? 表題作「魔の風が吹く」他、「夜の底からやってくる」を収録。 <目次> ・魔の風が吹く ・夜の底からやってくる 初出:週刊少女フレンド(講談社)1989年8月15日増刊号、3月10日増刊号
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-女子高生の彩は、公園で眼帯をつけた少女と出会う。どこかで見たことがあるような気がするが、気づけば少女は消えていた。その後、綾の右目は痛みはじめ、とあるおじさんから「一刻も早くここを訪ねなさい」と住所の書かれたメモをもらう。そこには衝撃の出来事が待っていて……。 【収録作品】 ・闇からの誘い ・かごめかごめ ・幽霊ごっこ ・204号室の足音 ・闇に消えた花嫁
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-優秀な霊能力者の姪として生まれた美少女・氏家沙夜香。彼女もまた強い霊感を持ち、霊の存在を感じ取ることができた。悪霊たちはそんな沙夜香のもとに集まってくるが、そのせいで沙夜香や友達は心霊現象に巻き込まれてしまい……! 【収録作品】 ・カルテ1 ゆがんだフィルム えりなの場合 ・カルテ2 壁のうら側 響子の場合 ・カルテ3 狐狗狸の恐怖 恵の場合 ・カルテ4 転生 早苗の場合 ・カルテ4 転生 早苗の場合 ・カルテ5 地縛霊 祐子の場合 ・カルテ6 霊魂 沙夜香の場合
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作ホラー作品! 氏家冬希は、優秀な霊能力者で除霊をすることも可能。だが、その姪・氏家沙夜香は、霊感は強いものの除霊までは出来なかった。沙夜香のクラスメイト・えりなや響子、恵、祐子たちのまわりで不思議な事象が起きる。沙夜香は、持てる力を使って、友達たちを守ろうとする。だが、霊たちの恨みの力は強く、いつもピンチに陥ってしまう。ほら、今回もまた……。 <目次> ・カルテ1「ゆがんだフィルム――えりなの場合」 ・カルテ2「壁のうら側――響子の場合」 ・カルテ3「狐狗狸(こっくり)の恐怖――恵の場合」 ・カルテ4「転生――早苗の場合」 ・カルテ5「地縛霊――祐子の場合」 ・カルテ6「霊魂――沙夜香の場合」 初出:週刊少女フレンド(講談社)1983年23号、1984年1号、3号、5号、7号、ハローフレンド(講談社)1984年6月号
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-転校生に親切にしたばっかりに、不可解な事件に遭遇してしまう可南子。転校生には、悪霊が憑りついていた!怨霊が引き起こした殺人事件、少女たちに起こる心霊現象、軽い気持ちではじめた“コックリさん”の悲劇……心霊による恐怖を描いたホラー作品集! 【収録作品】 ・ファイル1 ねじれた風景 ・ファイル2 孤独な転校生 ・ファイル3 自殺者の叫び ・死後の通信 ・白い闇の恐怖
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-少女ホラーの旗手・成毛厚子が贈る傑作ホラー作品! 予備校生・上原曜子は、息抜きのため、いつも駅前の喫茶店・コガを利用していた。そして、このお店にはもう一人の常連客がいた。それは長髪で清楚な若い女性。彼女はいつも一人で誰かを待っているようだった。だが、マスターに彼女の話を聞くと、そんな女性はいないという。曜子にしか見えないその女性の正体とは一体…!? そのほか「霊感体験レポート」が2話、読切「死後の通信」「白い闇の恐怖」を収録。 <目次> ・霊感体験レポート ファイル1ーねじれた風景 ・霊感体験レポート ファイル2ー孤独な転校生 ・霊感体験レポート ファイル3ー自殺者の叫び ・死後の通信 ・白い闇の恐怖 初出:週刊少女フレンド(講談社)1984年16号、17号、18号、ハローフレンド(講談社)1984年12月号、週刊少女フレンド(講談社)1985年5・6号