笠井あゆみ - 幻冬舎ルチル文庫作品一覧
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3.9【イラスト付き】スープが自慢のカフェ“灯心亭”を営む森宮光春は、幼なじみのイケメン3人組、通称“三銃士”に見守られながら平穏な毎日を送っていた。昔から何事にも心を動かされず生きてきたのに、店に来た客――高校時代の先輩・九条庸介の姿を数年ぶりに見た途端、心がさざなみ立った。ミモザの中庭で過ごしたひととき、九条に会うと揺れる気持ちを何といえばいいのか分からなかった高校時代。「ミモザの花言葉は『友情』もしくは『秘密の恋』。みつは、どっちだと思う?」九条の甘い問いかけに、今度は何て答える――!?電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.0旧財閥の御曹司だった巴慎也は、ゲイだからと跡継ぎにはなれないと父に告げ、勘当され今はバーの店長兼バーテンダーとして働いている。慎也には昔から見る夢がある。金髪碧眼の逞しい美青年に抱きしめられ、永遠の愛を誓うのだ。そんなある日、ハッテン場で会った強面の男にラブホテルに連れ込まれた慎也。男は、慎也の腕の星形の痣を確かめ、自らの腕にも同じ痣があることを見せる。男に抱かれた慎也に男は「何度も同じ夢を見ることはないか」と尋ねる。アローという男とシンという少年が永遠の愛を誓い抱き合う夢――ふたりは同じ夢を見ていたのだ。慎也の店にその男が現れ、柳と名乗る。柳はヤクザだった。そんな中、慎也は同じ星形の痣のあるモデル伊吹を知る。叔父の知人・才の手配で伊吹と会った慎也。伊吹もまた、同じ夢を見ていて「アロー」だと言い、「愛している」と慎也にキスを……!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.0【イラスト付き】自分が小説に書いたことが現実に起こるようになった。自分はどうかしてしまったのではないか──そう悩む官能小説家・貴島靖彦は、救いを求め、神野才のもとを訪れる。『現実になる』のは女性主人公に降りかかる性的な状況を自分が体験することだという。それが現実なのか、それとも願望や思い込みにしかすぎず実際にはそんな目にはあっていないのか、それさえもわからないという貴島。その後、貴島は、中学からの友人であり担当編集である城崎と打ち合わせに。貴島は、城崎の「自分を主人公に投影して書いてみたら」というアドバイスで官能小説が書けるようになったのだ。そしてある日、小説に書いた通りの状況で男に押し倒され、小説通りのセリフを言われた貴島は再び才のもとを訪れ……!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!