高嶋哲夫 - 講談社作品一覧

  • 命の遺伝子
    3.5
    ベルリンでの講演直後、天才遺伝子科学者トオル・アキツは何者かに攫われ、爆破事件で吹き飛ばされた男の手首を見せられた。四十代のものに見える手首の主は、生きていれば百歳を超えるナチス武装親衛隊の大佐だという。謎を解明するためブラジルの奥地へ向かったトオルの前に、ナチスの壮大な陰謀が姿を現す。
  • 首都感染
    4.3
    二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現! 中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。検疫が破られ都内にも患者が発生。生き残りを賭け、空前絶後の"東京封鎖"作戦が始まった。
  • メルトダウン
    3.8
    老いて死期の迫った核物理学者から、カリフォルニアの地方紙副編集長ケン宛てに一通の手紙が届いた。描かれた美しい幾何学模様は新型核爆弾の図面だった。いっぽう、次年度の防衛予算でもめているワシントンで、大統領補佐官が謎の死をとげた。二つの事件が結びつく時、大いなる陰謀がおぞましい姿を現し始めた。

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