• 日中外交秘録 垂秀夫駐中国大使の闘い

    空虚で退屈な本

    著者の日本外交への貢献には大変感謝しているが、明らかに著者は文章を書く資格がない。本書には、先入観にとらわれた悪意ある憶測や、根拠のない傲慢さがあまりにも多く見られる。日本と複雑な歴史的因縁を持つこのような国を前に、本来であれば常に謙虚でいるべき釣り英雄氏であるが、そうしなかったことが、現在の対中外交の劣悪な状況につながっている。釣り英雄氏が中国をよく知っていると思い込んでいるからこそ、中国に対する誤解が相次いでいるのだ。総じて内容は空虚で退屈であり、これは私が当初期待していた本ではなく、著者が金のために書いたありきたりな本に過ぎないのだと気づかされた。

    #切ない #エモい #深い

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    2025年06月27日