• 雑な学舎(1)

    モーゼルではなくマウザー

    内容は面白いです。
    ただ、ミリタリー関係の知識はいまいちで、「マウザー社」を「モーゼル社」と間違って書いています。
    「何で日本だけ、こんな表記になったのか。」と銃器本の筆者が嘆いておりました。
    まあ、経緯の推測はできるのですが、長くなるので省略します。

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  • 雑な学舎(2)

    やはり、ミリタリーは詳しくない

    内容は面白いです。
    ただ、ミリタリー関係のうんちくはこの巻でも間違っています。
    ドイツのUボートによる通商破壊戦がアメリカ参戦の原因になったのは、第一次世界大戦で、第二次世界大戦では、ナチスドイツから、アメリカに「宣戦布告」をしています。
    アメリカは、ナチスドイツの「宣戦布告」により、第二次世界大戦に参入することになったわけで、アメリカから、ナチスドイツに「宣戦布告」をしたわけではありません。

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  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

    基礎的な間違いが多い

    まず、Siriは音声認識応答システムで、検索機能はない、検索は、Googleが行っている。https://japan.cnet.com/article/35107760/
    Googleには「以外の」の検索能力がある

     Googleで、周辺のイタリア料理店「以外の」レストランを検索しようと思えば 「イタリア料理店」の前に、半角英数字の「-」を付けて
    「周辺 -イタリア料理店」で検索すれば、イタリヤ料理店は出てこない。
    検索エンジンでは「-」符号が「以外の」を表す。
    Siriが、「以外の」を検索できないのは、Appleの技術力の問題で、検索エンジンの問題ではない。
     使い方が誤って...続きを読む

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  • ひどい捜査 検察が会社を踏み潰した

    粉飾決算は許されるのか

    金に困っている会社が2社あった。
    銀行は1社にしか金を貸せない。
    1社はまじめな決算書を提出したが、もう1社は粉飾した決算書を提出した。
    粉飾した決算書の方が利益が大きかったので、銀行は粉飾した決算書を提出した会社へ金を貸した。
    まじめな決算書を提出した会社は金が借りられず倒産した。

    こういう「正直者が馬鹿を見る」という状況を避けるため、粉飾決算は禁じられている。

    作者も登場人物も、企業会計の根本原則を理解していない。

    付け加えれば、作者は、粉飾をした当事者側からしか取材をしていない。
    一方に主張のみ取り上げるのは、プロパガンダに過ぎない。

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