あらすじ
社長が手塩にかけて育てた、その小さな会社を、検察は平然と葬り去った。最も残酷かつ巧妙な方法で……。会社立て直しのため命を削って働く経営者たち。中小企業の7割が粉飾に手を染める実態を直視しない検事たち。東京地検特捜部のあまりに卑劣な捜査を暴く!
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粉飾決算は許されるのか
金に困っている会社が2社あった。
銀行は1社にしか金を貸せない。
1社はまじめな決算書を提出したが、もう1社は粉飾した決算書を提出した。
粉飾した決算書の方が利益が大きかったので、銀行は粉飾した決算書を提出した会社へ金を貸した。
まじめな決算書を提出した会社は金が借りられず倒産した。
こういう「正直者が馬鹿を見る」という状況を避けるため、粉飾決算は禁じられている。
作者も登場人物も、企業会計の根本原則を理解していない。
付け加えれば、作者は、粉飾をした当事者側からしか取材をしていない。
一方に主張のみ取り上げるのは、プロパガンダに過ぎない。