肩の力を抜いて良いって思える
読んでいて、涙が出ました。うまくやり過ごそうと誰もが陥る仮面を被った自分と、正直でありたい素顔の自分との葛藤。人と違う思想や行動・言動はおかしいという差別。自分の思いを正直に言った後、相手が自分と同意見ではない時にどうしたらお互いにとって良いかをやさしく気づかせてくれる作品でした。自分の意見を取り下げるだけしか策がないわけでもなければ、自身が話を聞ききれていないだけなのかも、或いはもう少し話して歩み寄って欲しいと伝えれば良いだけなのかもと、自分への気づきにもなりました。