かよさんさんのレビュー一覧
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力の抜ける幸せの形
タイトル作品はスリリングな展開で、その分結末はあっけなかったなというのが最初の感想。次の「怪物の庭」、「バジリスクの道」と読み進めるとちょっとずつ思うところが出てきました。
幸せというと、わくわくふわふわしたり充実感でいっぱいだったり、何か力が入るようなものがすぐに思い浮かぶけど、この3作品はどれも力が抜けるような幸せを描いていると思いました。
憧れた人に愛されるために自分を傷つけて、その対価として愛を手に入れようとする彼女が最後に手にしていたのは、慈しみ育ててきた愛犬とそれを守って傷を負った自分だった。外見の美しさは愛されるために一番必要なものでなかったと気づきます。
2作目と3作目は直接・