戦争の犠牲者は実は兵士たち
民間人被害に焦点を置いた作品ですが、たった数カ月の戦闘で数十万人の死傷者を出したガザ紛争、しかし3年以上続くウクライナ戦争においては12000人程度です。
開戦時にロシア軍によるトラップを発見したというのはよく見ましたが、引っかかった話は見たことも聞いたこともありません。当然、生きた人への爆弾設置の話も、です。そういえば最近はトラップの話の流行が過ぎ去ったのかまったく聞かなくなりました。
ウクライナでの性被害についてはあまり題材がよくないですね。この話を積極的に出していたウクライナ政府の官僚が証拠を出せなかったので失脚しています。(被害者がいるなら救済すべきだ、という世界中からの要望に実は創作でしたとゲロった)
クラマトルスク駅への攻撃についてですが、現場で発見されたミサイルの残骸の型番からそれを保有していたのがウクライナ軍だったという話が出てきてから話がフェードアウトしていった印象があります。
本の価格の割に3話しかなくページ数が少ない、どれも内容はパッとしないのであまりオススメは出来ないかな、と思いました。
あとウクライナ女性がレイプされてるところでは兵士たちに「孕め孕め」と言われているところは何かエロ漫画ちっくではありましたね。
ウクライナ戦争においては最大の犠牲者はウクライナの兵士たちと言われています。市井の民間人は自発的に志願する人はもう誰もいません。だから交代要員もおらず退役もできずに死ぬまで前線です。一応、四肢欠損するような負傷を負えば退役できますが、国からの補償も殆どありません。前途したように一般市民たちは志願してまで戦争に行きたくはないのですか、勝利を望んでウクライナ軍に期待しています。ウクライナ政府は汚職まみれで私腹を肥やす官僚ばかり、支持率は急降下していますね。ということで一番割を食うのはウクライナ軍の兵士たちです。・・実は枠外で国際義勇兵部隊がいますが本当の底辺は彼らです。ウクライナ人じゃないので使い捨てにされています。扱いが本当に悪いので初期からいたベテラン兵士はみ な傭兵を辞めていきました。現在は兵役経験のない新兵が同じような新兵を率いている地獄のような職場になっているとのことてす。