茶々さんファイトさんのレビュー一覧

精神疾患

病気の中で最も分かり易く、最も伝わりにくいのが、心の病・・・いわゆる精神疾患ではないでしょうか。本人にとって死ぬほど大変と思う事でも一般の人から見たら「何で？」と疑問視され、単に我儘だと誤解されやすい。自分は絶対にそんな風にならない、と、思い込んでいてもいつの間にか挙動がおかしくなっている。悲しい事にそれを本人だけが気付かないというケースがまま見られるのです。訪れナースさんたちの想いや行動はいろんな意味で参考になります。

よくある設定ですが・・

スタートから中盤、ラストと「多分こうなるんだろうな」と想像できるストーリー。なのに続きが読みたくなる。鬼の竜胆君がどんな風に主人公を守って残酷になれるか・・目下の注目はそれです（笑）　悪役を変に庇う主人公は見飽きたし、きちんと自我を持って与えられた運命を楽しくしなやかに生きて行ってほしいな。

設定がありきたりで・・

あくどい妹は上手に立ち回り、人々から同情され称賛を浴びる。そんな妹をたやすく信じた姉・・惨めな死を迎えつつある主人公がどう立ち向かっていくのか・・とは言え、話のストーリーが見えてしまっているので、後はどのような展開にしていくかが見どころかもしれません。

温かい

くるねこさんの描く猫たちはとにかく温かい。簡略化された絵なのにふわっと柔らかい毛のぬくもり、肉球の柔らかい冷たさ、耳元で鳴らす喉の音まで、とてもリアルに感じられる。言葉として表現されているのに、その時々の鳴き声が聞こえてくる。一番最初、やつがれと竹林で拾った子猫の話に大泣きして以来、数ある作品の中で、このやつがれシリーズは特にお気に入りになりました。心がしんどい時には是非手に取ってみてください！！

わかる～～～～

猫好きなら「こうあったらいいな」な話とか、「そうそう、うちもあるある！！」みたいな感覚とか・・・特別では無いけれどふとした時に読み返したくなる漫画です。心が疲れたときには特にお奨め（*＾＾*）

よくも悪くも

良くも悪くも、こんな嫁姑って本当に居るの？とおもう内容も有りました。笑える内容もあったのですが、一番怖かったのは最初の「惨劇の家」・・・やはり、母一人子一人の家に他人が入るという感覚なのかな？狂ってしまうほど息子が大事な母親、大事と言うよりも所有物なんだなと感じました。