• ちらん -特攻兵の幸福食堂- 3
    購入済み

    彼らの命に報いた生き方をしたい

    場面場面で涙が出てきて、なかなか読み進まないくらいでした。
    不条理に死んでいった若い人達の事を思うと、不憫でなりません。
    私の伯父も沖縄の地上戦で亡くなりましたが、伯父も当時17歳で学徒出陣し戦死しました。
    特攻機の多くは沖縄戦線に向けて飛び立ちました。
    本編の登場人物が伯父と重なって見えてなりません。
    コロナ禍とはいえ平和な時代に生きていられる幸運な私は、せめて彼らの命に報いる生き方をしなければならないと思っています。

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    2021年01月31日