ブロンズ
レビュアー
  • ダイヤモンドの功罪 5

    バンビーズ監督への見方が変わる

    本誌で毎週追ってますが、単行本としてあらためて読むとバンビーズの監督への見方が変わるなぁと思いました。一巻の頃は「勝手になにしてくれてんだ綾が可哀想だろ!!」って思ってたけど……改めて時間を置いて読むといい監督ですよね、特異個体である綾のためには生きてない。ちょっと鈍臭いしゲームもやりたいけど野球も大好き!っていう子供たちのためにチームを作ってその受け皿になってる。監督が守るべきはエンジョイ勢の子供たちであって、怪我をさせるかもしれない綾じゃない。変な欲をかかずに才能ある綾を然るべきところへ蹴り出して、ガチで頑張ろうとしてるイガのこともフェニックスに受かるよう協力して送り出してる。猫の子の保育...続きを読む

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  • GIGANT 1

    めちゃめちゃ感動のラストだった

    最終巻まで読みました……めちゃめちゃ感動のラストでした。
    お色気表現が多いので特に女性にはとっつきにくいかもしれない奥浩哉先生ですが、基本的に一途な愛のお話を描かれる方です。読者を悲劇で泣かせるのは簡単ですが、大団円でボロ泣きさせられるのは本物だと思う。
    稀代のストーリーテーラーであり稀代の表現者であると思います。(そしてフェチに忠実…笑)
    読み終わった余韻のままに書いてますのでテンション気持ち悪かったらごめんなさい。SF好き女子はGIGANTもGANTZもいぬやしきもハマると思いますが、この話は特に愛を強く語ってたと思います。

    #感動する

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