あらすじ
ドイツの外科医が戦地から故郷の子どもたちに書き送った,ふしぎで美しいおとぎ話.神のみこころにかなった花よめ花むこが教会に入るとひとりでに鳴りだすオルガンの話,ガラスの心臓を持ったおひめさまの話,コショウ菓子が焼けないおきさきと口琴のひけない王さまの話など,20編.どの物語も忘れがたい印象を残します.(改版)
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Posted by ブクログ
ストーリーテリングで知った本。
やさしいお話が20編、イラストもかわいらしい。
お話の好きな子なら自分で、そうでなければ親子で読んでほしい本です。
Posted by ブクログ
小学生の時に読んで以来忘れられない本。とても影響を受けた。ファンタジーであっても、心の中では現実と同じように感じていた。最近思い出して、また読みたいと思って本屋で買ってきた。ところが、一番好きだった話が見当たらず、最期を見たら、その一編が人権意識に照らして割愛されていた。話そのものより、その言葉が問題とされてしまうのだろうか?「ちびくろさんぼ」も一時はなくなったと聞いたが、また復刻されたが、どうなっているのだろうか?
Posted by ブクログ
幻想的で温かないくつかのお話をあなたに。
小さな頃、家にあったものに再会。素朴で、時々キリスト教的で、どこの国でもないけどヨーロッパを感じる物語。最近の人権意識に基づいて外されたお話もあるとのこと。一番好きなのは「ガラスの心臓を持った三人の姉妹」で、ひびの入った2番目の娘が結構長生きして、素敵なおばさんになったというところが好き。