【感想・ネタバレ】私をとり戻すまでのふしぎな3日間のレビュー

あらすじ

感情はあればあるほど厄介だ。
だから私は感情が沸き起こるたびになるべく無視して踏みつぶしてきた。

ーー「気になる人ができました」
5年間同棲していた彼から突然届いたメールに戸惑う主人公・チャコ。
なんとか感情を殺してのりきろうとするチャコの目の前に、突然小さな女の子があらわれて…?

その子と過ごした3日間で、チャコは”本当に大切なこと”に気づいていく…

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Posted by ブクログ

川瀬はるさんのコミックエッセイは2冊目。
今回もしみじみと良い本だった。
「自分が自分であること」は、意識せずともそうであると思っていても、実は難しいことなのかもしれない。何が好きか、どれが良いか、どうしたいか。
私も人に合わせてしまうところがあって、「私はこうしたい、これが良い」と言うのが怖いところがある。でも、言えるようになりたいなと思った。本当の自分としっかり手をつないで、離すことがないように。
個人的には、喪失の経験から、がんばって自分を取り戻していく、というあらすじが自分ととても重なっていて、びっくりするくらいだった。
応援してくれるのが、自分(小さな頃の)だったら、それ以上の応援者はいないよなぁと、思う。

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2025年02月22日

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