【感想・ネタバレ】開化鉄道探偵 第一〇二列車の謎のレビュー

あらすじ

明治18年。6年前に逢坂山トンネルの事件を解決した元八丁堀同心の草壁賢吾は、井上勝鉄道局長に呼び出された。大宮駅で何者かによって貨車が脱線させられ、積荷から、謎の千両箱が発見された事件について調査してほしいと。警察は千両箱を、江戸幕府の元要人にして官軍に処刑された、小栗上野介の隠し金と見ているらしい。草壁と相棒・小野寺乙松鉄道技手は荷積みの行われた高崎に向かうが、乗っていた列車が爆弾事件に巻き込まれてしまう。更に高崎では、千両箱を狙う自由民権運動家や没落士族たちが不審な動きを見せる中、ついに殺人が!/解説=西上心太

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Posted by ブクログ

面白かったです。単にミステリーというだけでなく、当時の時代背景、社会情勢も反映されていて、勉強になりました。

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2022年02月26日

Posted by ブクログ

捕物帖を思わせる、穏やかな空気感の中で、列車強盗を含む派手なイベントが連続する。読み物としては楽しいが、ミステリとしては真相が見え見えで、解決に至るロジックもいささか食い足りない(ただし生真面目に複線は張られている)。

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2021年08月17日

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