あらすじ
やわらかく、そして強く――。
32年の短い生涯を閉じるまで、実父ブルース・リーがその胸に問い、また信じ、全身全霊で実践してきた人生哲学を、実娘シャノン・リーが迫真の筆致で読み解いた話題作!
父を失い、兄を失い、自分を見失いそうだった著者が立ち返ったのは、父ブルース・リーが遺した珠玉の言葉とその歩みを止めない生き方だった。
陰陽道、老荘思想、宮本武蔵……数々の知見とみずからの経験を昇華させたその哲学がここに。
大事なのはブルース・リーになろうとせず、完全な自分になれるよう努力する、ということです。――シャノン・リー(「はじめに」より)
【もくじ】
■ はじめに
第一章 水の流れていく道
第二章 空のコップ
第三章 永遠の学びの徒
第四章 相手
第五章 道具(ツール)
第六章 障害物
第七章 暴風雨
第八章 息づく空(くう)
第九章 拳を途中で封じる方法
第十章 友よ
■ エピローグ
■ 謝辞
■ 訳者解説
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読書会で紹介されて、その後お勧めもされて読んだ本
正直、ブルース・リーという人はほとんど知らなくて『燃えよドラゴン』の人という認識くらいでしたし、しかもその作品も観ていないという……
読んだほうがいい、と渡されなければ手にもしなかったことでしょう
ブルース・リーのイメージ、そこまで変わりませんでしたが哲学としての考え方には心揺さぶられるものがありました
哲学と合わせた自己啓発本です
悩んだとき、躓いたとき、振り返って読んでみたいと思える本だと思います
Posted by ブクログ
名言の宝庫。この本は「ブルース・リーになる」ことは教えてくれない(本書を読めば、ブルース・リーもそんなことは望んでないと分かる)が、「最大限自分を表現する」方法を教えてくれる。どうするべきか困ったら本書を開く。
読めば、ブルース・リーの根源は哲学者とよく分かる。彼の人生も格闘技も全ては、本書の人生哲学から派生している。彼にはもっと長生きして欲しかった