あらすじ
「左利き」は天才? それとも…変人? 何が得意で、何が苦手? そして結局、何者なのか? 1万人の脳をみた名医が、最新脳科学ではじめて明かす10人に1人の「選ばれた才能」のすべて!
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Posted by ブクログ
私は右利きだと思っているが、ふとしたことで左手を使っていることがある。例えば、自動販売機がずらっと並んでいる場所では、小銭を入れようとすると顔の前にあるのは隣の自販機になる。今は違うが、子供のころのポッキーやプリッツの箱を開けるときのノッチが右利き前提で、箱をさかさまにしないと開けられなかった。そんな私は隠れ左利きではないかと思い、本書を読んだ。当てはまるところも多く、特にワンクッション思考については実感が伴う。今までモヤモヤしていた自分を肯定できた気がする。でも、左利きがスゴイわけでもなく、少数だから際立つといったところだろうか。右利きと左利きを分けたときの適切な性質があるということだろう。
Posted by ブクログ
4歳の娘は左利きだ。
自分自身、また家族全員右利きのため妻の血筋なのだろう。
先日知ったが義父母は共に左利きらしい。
私は昔から左利きに憧れていた。なんか特別な感じがしていたからだ。
娘が左利きとわかって、妻は箸とハサミ、文字書きを右利きに矯正し始めた。
これが正しいのかはわからなかった。確かに左利きは日常生活で不便そうだから。
この本を読んでやはり左利きは特別なのだと再認識した。
一方でそれは生きにくさと表裏だ。
正解はわからないが生まれついてのこの個性を最大限大切にしてあげたい。
Posted by ブクログ
思いついたことを言葉にして発語することに苦手意識があったり、思ったことの断片が雑多に浮遊している感覚があったり、人の気持ちを気にしすぎてしまうときがあったり、といった自覚があった。それには左利きであることが関係しているかもしれないと分かり、少し楽になれたところがあった。観察と推察、普段意識的にほとんど使わない右手をあえて使ってみることを心がけて、少しは左脳にも働きかけていきたい。
時折話が跳躍するように受け取れる場面があったのが気になった。