【感想・ネタバレ】幼馴染と最高に幸せな夫婦になりましたのレビュー

あらすじ

老舗和菓子店の跡継ぎ・恭平とは生まれた頃からの許婚。親が決めた結婚だけど、ずっとずっと好きだった――。そっけなかった彼に想いを打ち明ければ、驚くほど甘い初夜が待っていて!?「もう絶対離してやれん」情熱的なキス、強引だけど優しい愛撫。熱い楔で繋がれば、全身が甘く蕩けて……!大好きな幼馴染みとやっと本当の夫婦に。長い片想いからの、極上溺愛新婚生活!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

老舗和菓子店の跡取り・恭平と、幼い頃からの許婚である鈴。
親同士が決めた結婚。
けれど鈴にとっては、小さい頃からずっと特別な人。
そっけなく見える恭平の態度に寂しさを抱えながらも、
それでも想い続けてきた一途な恋がついに実ったときの甘さと温かさが、
この作品の魅力をまるごと包み込んでいました。

婚という形から始まる物語ですが、
本当の意味で「夫婦」になっていく過程が丁寧に描かれています。
互いを想っているのに、どこか遠慮がちで、
触れたら壊れてしまいそうな繊細な距離感。
そんな二人が少しずつ心を通わせ、
初夜でようやく想いがひとつになる瞬間は、
静かな幸福感と同時に胸がじんわり熱くなるようでした。

恭平は見た目も言葉もクールだけど、
一度愛を口にしたあとはまっすぐで、包み込むように優しい。
「もう絶対離してやれん」という言葉に、
彼の中に積み重なっていた想いの深さが詰まっていて、
長年の片想いがようやく報われた喜びが伝わってきます。

また、和菓子店という舞台もとても素敵。
季節を映す和菓子や、伝統を大切にしながら日々を営む姿が、
二人の関係にも重なっていて、
穏やかで上品な“和の甘さ”を感じました。
派手な展開はなくても、
見つめ合い、寄り添い、支え合うその時間のすべてが愛おしい。
そんな風に思える作品です。

読後には、まるで温かいお茶と上生菓子を味わったような満足感。
心が落ち着き、ふわりと幸福に包まれる物語でした。

0
2025年10月26日

s

ネタバレ

普通でした

表紙に惹かれて、紙の書籍を購入。
普通でした。
それにしても、なんだか無理矢理こじつけた様な、主人公2人の結婚理由。
お互いに誤解があった訳ですが、そんな誤解があるなら、普通結婚前に解決しませんか?と思いました。
取り敢えず親の希望通り結婚し、式の途中で、すぐ離婚してやるから、なんて言いますかねぇ?
お互いバツイチになる訳で。
特に女性のバツイチ、相手によっては、その家族に反対される話もよく聞きます。
彼女が好きなら、そんなリスク、負わせるでしょうか?
話を盛り上げたかったのかもしれませんが、そこだけは違和感満載でした。

1
2022年09月28日

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