あらすじ
「みかんの汁がズボンに落ちました…」でフォロワー数急増!
警視庁ツイッター公式アカウント初代中の人が語る型破りな手法
著者は警視庁として初めてとなるTwitterの公式アカウント開設を提案。
その後中の人としてTwitterの運営を担当します。
本書は、その著者のプロモーション術を具体的なエピソードをもとに紹介します。
●本書で紹介する主なエピソード
・警視庁として初めてとなるTwitterの公式アカウント開設を提案、
警視総監までプレゼンを行う
・アカウント開設時に起案した運用ポリシーが後に開設される
警視庁公式アカウント群のひな形となる
・「みかんの汁がズボンに落ちました…」など、最近のうっかり体験や、
3時のおやつのお茶請けなどほっこりした日常をつぶやきフォロワー数急増
・踊り手のめろちんさんが「ピーポくんのうた」に振り付けをしたとのツイートに
すかさず反応しコラボ企画を発動。
警視庁カラーガード隊が警視庁本部庁舎屋上ヘリポートで
めろちんさん振り付けのダンスを踊る動画を制作
・ニコニコ超会議に警察として初めて出展し機動隊の指揮官車を持ち込み
DJポリスの実演を行い多数のメディアに取り上げられる
・メール配信サービス「メールけいしちょう」のシステムを警視庁として
初めてオンプレミスからクラウドに移行させ、
大幅な経費縮減に貢献
・YouTubeに公式チャンネルを開設し、TwitterとYouTubeを連携させた公開捜査を実現
・特殊詐欺被害防止啓発のため飛び込み営業により
アニメ「けものフレンズ」とのコラボを実現し話題となる
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
警視庁で初めてTwitterのアカウントを登録、運用してきた著者による
SNSを利用したプロモーションの開拓記。
予算が限られる中、広報啓発の手段としてTwitterに着目したものの、
アカウント開設以前にどのような苦労があったのか、
運用中どのような配慮をしたのか、等、著者の経験談が満載です。
そして読みやすい文体で光景が目に浮かぶようです。
単なる成功物語ではなく、失敗談もあり。
よかれと思ってツイートしたら、会計課からクレームが来たり、
Youtubeチャンネルを開設して、広報課から嫌われたり。
組織外の人々の共感を得る以前に、
組織内の人の共感や合意を得ることも重要、という
どの組織にも通じるような教訓もあります。
Twitterアカウントの運用の勘所は、Tweetそのものだけでなく、
それ以外のところにたくさんあると感じました。