【感想・ネタバレ】時間色のリリィのレビュー

あらすじ

小学5年生のロミは、ある日、同じ塾に通っている優等生、園内くんの訪問を受ける。
「ミコミコぷろだくしょん」という名前をしらないかという突拍子もない質問をされて、近くの公園まで誘われると、風変わりな女の子がまっていた。
コスプレめいた服装のその女の子は、園内くんをあやつって、「ミコミコぷろだくしょん」のことを聞き出そうとしているらしい。
ノスタルジックホラーとよばれる作風の直木賞作家が、児童向けの作品に初挑戦。
親子で楽しめる作品です。

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Posted by ブクログ

朱川さん最新作で初の児童書だそうです。

先週、良作とはいえ、「狐と鞭」で艶かしい短編をいくつかぶつけらましたので、本当に子どもたちが楽しんで読めるのか、検閲気分で読ませていただきました。

検閲後の判定でございますが、全国の御父兄の皆さま、お子さまが「時間色のリリィ」を目の前に持ってこられた際には、どうぞためらわず、読ませてあげてください。

数作のホラー、淫猥なものや理不尽な作品もある朱川さんではございますが、本作に関しましては、表紙のイメージ通り、お子さまにも充分、安心感を持って読んでいただける内容になっております。

ついでと言ってはアレですが、54歳のわたくしも小学生のときの夏休み朝の子どもアニメ大会を観るような感覚で読み終えることができました。

以上、朱川さん最新作のPRさせていただきました。ありがとうございました。

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2021年10月19日

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