あらすじ
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★『一度読んだら絶対に忘れないシリーズ』
世界史・日本史ムンディ先生こと
山崎圭一さん推薦!!
★最高の一冊!
楽しく学べる
三国志入門!
★マンガ界の
レジェンドが描いた
中国歴史大河ロマン!
曹操・劉備・孫権が
天下に覇を唱え
戦が繰り広げられた後漢末期。
希代の名軍師として
活躍したのが
かの諸葛孔明。
石ノ森章太郎が
その諸葛孔明の生涯を
描いた傑作!
入り乱れる策略と思惑。
一度読んだら忘れない!
最高の人間ドラマ!
難解な古代中国史を
マンガで楽しく学べる
最強の三国志入門!
歴史ロマンの世界へ
どっぷりと浸れる
一冊です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あらすじ
乱世の片隅で草庵に隠棲していた青年・諸葛孔明は、劉備玄徳の「三顧の礼」に応えて出廬し、「天下三分計」を掲げて歴史の表舞台に立つ。赤壁の戦いにおける神がかり的な知略、蜀の建国、そして劉備の死――。幼い後主・劉禅を託された孔明は、丞相として国家の屋台骨を一手に支え、先帝の宿願である漢王朝復興のため、六度に及ぶ過酷な「北伐」へと軍を進める。強大な魏の宿敵・司馬仲達との熾烈な知恵比べを繰り広げながらも、味方の兵站不足や後方の政治的足並みの乱れ、自らを継ぐべき後継者の不足に苦悩する孔明。すべての実務と軍務を自ら背負い込み、心身をすり減らしながら五丈原の陣中にて五十四年の波乱に満ちた生涯を閉じる。
所感・深掘り
青年期の冴え渡る知略の痛快さに胸を躍らせる一方で、晩年に至るにつれて増していく悲哀と重圧、そして最後まで義を貫き通した孔明の壮絶な生き様に、深い涙と敬意が込み上げる傑作だった。
特に胸を締め付けられたのは、「偉大すぎる天才がゆえに抱えた、晩年の孤独とすべてを背負い込む組織運営の限界」だ。若き日は劉備、関羽、張飛といった強烈な個性を知略で操り、不可能を可能に変えてきた。しかし国家を背負う立場となり、次世代の支柱となるべき人材(馬謖など)の育成や権限移譲に苦しみ、最後は自らが二十叩き以上の刑罰の帳簿まで目を通すほど過密な業務に追われる。すべてを完璧にこなせる能力があるからこそ、人に任せきれずに自らを追い込んでしまうリーダーの悲劇は、現代の組織運営や指導の現場においても身につまされる重い教訓だと感じる。
また、「勝算が極めて薄いと知りながらも、託された大義と恩義のために命の最後の一滴まで尽くし抜く『至誠』の美しさ」にも魂が震える。利害得失や保身だけで動くなら、蜀の険阻な山奥に籠もって安穏と過ごす選択肢もあったはずだ。しかし孔明は、先帝の恩に報いるため、出師の表に胸の内を叩きつけ、倒れると分かっていても前へ進み続けた。結果としての成否を超えて、一度引き受けた重責から決して逃げ出さず、天命が尽きる瞬間まで背中で軍を率い続けたその生き様には、時代を超えて人を惹きつけてやまない真のプロフェッショナルの矜持が宿っている。
保身や損得勘定で動くのをやめ、託された責任と大義を胸に、最後まで誠実に務めを果たすこと。
知略や戦略の面白さを堪能したい人はもちろん、組織の重責を一身に背負いながら、人を育て導くことの難しさと尊さに直面しているすべての指導者にとって、自らの覚悟を厳しく問い直させてくれる不朽の英雄伝だ。
Posted by ブクログ
天才を言われている諸葛孔明を主人公とした漫画
地図などがあるので、魏・呉・蜀がどの位置で、城がどこにあるなどが漫画でよくわかりました。
映画やゲームなどで三国志のコンテンツに触れたことがある人にとっての入り口として非常に読みやすくわかりやすい本でした。
Posted by ブクログ
【読書レビュー 580】
石森プロ『マンガ三国志Ⅹー諸葛孔明』飛鳥新社、2021年
ⅠとⅡとは別に諸葛亮を主人公に少し別の視点から描かれています。
以下は巻末の渡邊義浩氏(早稲田大学文学学術院教授)の解説の抜粋です。
正史『三国志』は非常に簡潔で有名な本で、全37万字。
約200年後に裴松之(はいしょうし)という人が付けた注釈の書が36万字。
この注釈は異同のあるものはすべて集めるという方針だったので『三国志演義』の基になったような小説的な話をたくさん拾ってきている。
私は三国志学会という学会を主宰している。
専門家や大学院生が発表や報告をする会だが、一般の方にも門戸を開いている。
その会員の約7割が一般の方。
皆さん自分なりの『三国志』観を持っていて、史実の検証や考察などを楽しんでいる。
三国志学会はもちろん、日本の三国志ファンのレベルは異常なほど高く、早稲田の院生もタジタジという事もよくある。
私は諸葛孔明と呼ぶより、本名の諸葛亮という事がほとんど。
本名の亮は明らかという意味。
孔明は字(あざな)になるが、孔がベリーの意味、明は明らか。
つまり甚だ明らかという意味。
基本的に字は本名を忌む人たちが口にするもの。
名というものはその人とイコールなので、亡くなってしまったりした時に、それと同じ音や同じ名前を言われてしまうと、悲しくて子孫が生きていられないような気持ちになる。だから忌む。
それを言わないために、同じ意味を付けた別の名が字。
だから、礼のもの。
そこに子孫がいる訳でもなく、会った事もない人を字で呼ぶ必要性は本来ない。
ただ『三国志演義』では孔明を採用していて、それが定着したのだろう。
今では圧倒的に孔明が有名だが、それでも構わないだろう。
字をあえて呼ぶ事で敬意を示す事になるから、愛されてきた証拠と言えるだろう。
私自身の『三国志』との出会いは中学生。
それ以来、三国志に入れこんでいる。
推しは諸葛亮。
惹かれたのは彼が悲運の人だから。
マンガで五丈原(ごじょうげん)に星が落ちてくるシーンを中学生の時に読んでから、ずっと現地に行ってみたいと思っていた。
大人になって実際に五丈原に行ったら、落ちてきた星が残っている。
『晋書』という司馬懿(しばい)のほうの正史にも、諸葛亮の陣の五丈原に星が落ちたと書かれているが、実際に星は落ちている。
星占いだと陣に星が落ちるのは、主将を欠く、つまり一番上の人が死ぬ事を意味する。
その時に落ちた隕石だと書かれたものが普通に壁の一部に埋め込まれていて、しかも触る事ができる。
諸葛亮ファンにとっては、五丈原に行ってその隕石に触るのはたまらなく嬉しい。
曹操のお墓にも行った。
発掘した人と知り合いなので、曹操の頭蓋骨に触っていいと言われたが、これには触らなかった。
当然です、曹操は逆臣だから。
諸葛亮ファンとしての誇りです(笑)。
本書は、そんな諸葛亮を中心とする物語『三国志』の世界を堪能できると思う。
乱世をどうやって生きていくのか、自分が何を大事にして生きようとするのかという、一つの例を明確に示している。
もう古くなってしまった価値観かも知れないが、忠であったり義であったり、人のため、民のためであったり。
そういう思いを感じられると思う。
歴史物が流行るのは、いつの時代でも社会にビジョンがない時。
例えば100年後どうなっているのかという事の答えは、参考書にも教科書にも出てない。
だから、昔の出来事に学ばうとする。
もちろん、それに対する明確な答えが出ているわけではないが、問題に対して先人がどうもがき、対処したのかが見えてくる。
そこから方法論が学べる。
特に戦乱期に切り開いていった人たちの歴史、中でも『三国志』が今、読まれているのは、混沌とした時代を生き抜くための学びを得たいと考えるからだろう。
Posted by ブクログ
マンガ三国志Ⅰ、Ⅱは劉備を、このXは諸葛孔明を主人公としたものである。同じ史実を視点を変えてみると、また違ったおもしろさがある。歴史に疎い私でもすらすら読めたので、三国志に興味があるけれども難しそうだと思っている方はぜひ手に取っていただきたい。
Posted by ブクログ
実は、『パリピ孔明』を観るための参考書として読みました。
劉備が孔明を訪ねて来るシーンなど、ディーン・フジオカと妄想しながら読みました。 知識のなかったわたしには、参考になる内容でした。
お陰様で、愉しく映画を観ることができました。
Posted by ブクログ
このシリーズ、なんでⅠ、Ⅱ、Ⅹなんだろうと思ってたんだけどこれだけ別物なのね。Ⅰ、Ⅱとキャラデザイン違うとこがあって混乱したけど、前2冊のの復習になった。