あらすじ
その高き志と透明な愛に
心のいちばん、
大切なところから
涙が溢れてくる。
恋、憧れ、孤独、そして理想……
それは、繊細な感性によって
紡ぎだされた青春の結晶。
そして、大いなる使命にめざめ
深まっていく宗教的な心。
愛から悟りへ。そして――。
世を照らす真理の太陽が
昇るまでの飾ることのない
心の軌跡が、この一冊に。
著者が28才の時に自費出版した
青春時代の詩集を、大悟40周年、
立宗35周年、宗教法人設立
30周年を記念し、新装発刊。
【特別収録】
〇追加詩篇「主なる神を讃える歌」
〇商社時代に執筆した小文2篇
「後世への最大遺物」「愛の発展段階説」
☆本書に収められたすべての詩篇は、著者自らの作曲によって楽曲化へ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この風の声を聞かないか。
やはり映画に出てくる詩は強い。つい口ずさむ。
冒頭は晶子の声で。だんだんに男性の歌声。
詩人、も好き。
男にも女にもなれない詩人は、花をめでたり日を拒んだり。
LGBTがどうとか言う主張ではなくて。
ただ、そうなんだよな、という感じ。
時にひがみつつ、花をめでたりするもんですよね。
天使との対話。これは圧巻。
静かな問答が、熱と確信に満ちた宣言に、そして澄んだ賛美歌に変わっていく。
主なる神を讃える歌。
神なき民主主義とマスコミが支配する世界の、何が問題なのかを鋭く、妥協なく畳みかけてくる、歌というか、なんだろう。力ある言葉。たち。
対立する単純な構造に騙されてはいけない。どちらも悪魔かもしれないのだから。