あらすじ
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きょうも「鉱物」を連れて行く。
物語が刻まれた魅惑の鉱物73種を紹介。
加工されたイシとはひと味違う鉱物と出会い、楽しむための必携の一冊。
「オシャレな鉱物集め」を楽しむために5つのストーリーを準備しました。
人気のときめく図鑑シリーズがポケットサイズの文庫版で登場。
<目次・内容>
Story1:鉱物の記憶
Story2:鉱物標本室
Story3:鉱物を訪ねて
Story4:鉱物と暮らす
Story5:鉱物を科学する
■監修者紹介
宮脇 律郎(みやわき・りつろう)
1959年生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。理学博士。国立科学博物館研究部長。
日本鉱物科学会会長。国際鉱物学連合 新鉱物・命名・分類委員長。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
石についての基本的な知識を得られて楽しかった。ただ性質を紹介するだけでなく、この時代の誰に好まれていた、だとか、このような意味を持たされていた、など、背景まで紹介していたのがよかった。お手入れ方法や、石を買えるイベント、誕生石なんかも載っていて、石沼に引きずり込まれそうになる本。
Posted by ブクログ
石好き初心者向けの内容。
ローズクォーツがピンククォーツ表記なのが謎。
あとカイヤナイトはガーネットインな気がするのだけど、スタンダードな平たい柱状の方が初心者にはわかりやすいような?とちょっと標本チョイスを疑問に思いつつ。
鉱物寄りの本でロケーションラベルが大事と言うのであれば、どうせなら写真の標本の産地も併記してあったら良かった気がします。
あと割とどの石の本にも書かれがちな、スペクトロライトはフィンランドのユレマ産を言うという文言なのだけど、マダガスカル産のラブラドライトに市場を席巻される昨今、ユレマ産以外でも綺麗なラブラドレッセンスの商品をスペクトロライトと称している業者が多いのですよねぇ(これはこの本に言ってるわけではないけれど。
そういう所、若干もやっとしつつ業界の慣例として落ち着くのでしょう…。