【感想・ネタバレ】名ばかりの結婚【分冊】 1巻のレビュー

ダイアナ・ハミルトン / 奥山エリー

妹の子供を引き取り我が子のようにかわいがるキャシーの前に、スペインの名門一族の当主ハビエルが現れる。彼は弟の忘れ形見である子供を後継者として引き取りに来たというのだ。そのうえキャシーを子供の母親と勘違いした彼に、なかば脅される形でスペインへと行くことになってしまう。養子縁組の認可が下りるまで妹のふりをすることにしたキャシーは彼と過ごすうちにどんどん惹かれてしまい…。でも彼が触れてくるのは子供を奪うための罠だと知り――？

[ティグリス · ★★★★☆]

妹の子供を引き取り我が子のように可愛がっている、ヒロインの前に、ヒーローが現れてからのストーリーで、子供の母親と勘違いしたヒーローに、脅されてスペインへ行くことになってしまう、でもヒーローと過ごす内に惹かれてしまい、途中で妹が現れたことでヒ ロインが身を引こうとするが、ヒーローがひきとめに……。後味が悪いのは、ヒーローがヒロインの妹と交渉したことかな。それ以外は皆いい人で最後のシーンも良かったです。