あらすじ
童話『青髭』をモチーフにした少女向けゴシックホラー恋愛小説の世界に転生してしまった侯爵令嬢のシャルロット。物語通りに進めば、青髭公爵の最初の妻となる自分は殺されてしまう。まだ本格的にストーリーがはじまる前に気づいたシャルロットは、非業の死から逃れようと画策をはじめる。姉に駆け落ちを焚きつけ、婚約相手の公爵から引き離す。姉が恋焦がれる田舎騎士と結婚してくれれば、姉もシャルロットも助かるのだ。だが、本作のヒーローであり、公爵と姉との婚姻を何としてでも成し遂げたいアンリ王子が登場すると、事態はシャルロットの望むシナリオとズレが生じていく。姉の行方を追うため、アンリ王子の馬車に同乗させられるシャルロット。途中、気分が悪くなったシャルロットは、自分だけ下車して王子を先に行かせようとするが、王子はシャルロットを一人で放っておくわけにはいかないと、一行ともども休憩させることに。宿をとり、「気分が悪いなら、呼吸を楽にしなければいけない」とシャルロットのコルセットを緩めていき……
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王道な物語だけど面白かった。
現代のアラサー女子が物語の世界に転生するという王道な物語です。
ヒロインは物語の結末を知っていて自身の不幸な未来を回避する為に奮闘します。
ヒーローはかなり狡猾で聡く腹黒策士です。おまけにちょっとしたチート機能も持ち合わせています。個人的にこのヒーローは大好きです！
そんなヒーローとヒロインの攻防や掛け合いは普通に面白かったです。
ただ問題の公爵さまの存在をもっと上手く活かせられていたらなぁと思いました。
さくっと
読めます。短めかな？と感じました。しっかり溺愛でハピエンなので定番が読みたい時に最適です。青髭さんも出てきたけど…悪役のはずだけど…サクッと出てきてサクッと退場。でも生きてるかもだから続きがあるのかな…まあ全部がかなりコンパクトに収まっています
溺愛
前世の記憶？を、取り戻したヒロインが殺されるのを回避しようと奮闘するよくあるストーリーでした。その過程で性格が悪かったのも改善され、女性に特別興味を持たないヒーローに興味を持たれて襲われるのもありきたりです。ヒロインの姉が少しおバカなのも読んでいてイライラしてしまいました。貴族なのだから国同士の婚約を逃げたらどうなるか分かるだろうと。
再読はないです。
