あらすじ
「俺の、愛人に、なるか」。いつも元気いっぱいな宮廷女官アティヤは元踊り子。生まれつき精霊の加護がある彼女だが、自分では精霊が見えない。精霊が見える第三皇子のリヒトは、精霊と一緒に走り回っているアティヤを目で追っているうちに彼女に恋をしていた。そんなある日、医務室を掃除中にベッドでうっかり夜まで眠り込んでしまったアティヤは、隠してあった短剣を発見。仕方なくその短剣を持って外に出たところ、リヒト皇子と遭遇し暗殺者の疑いを掛けられてしまう。皇子は、容疑を否定するアティヤにとんでもない提案をして――。砂漠の国を舞台にしたピュアな二人のジレジレラブ！
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軍神ながらも可愛いヒーロー
登場人物で心底の悪役はおらず、軽く読めて爽やかで幸せな読了感。
ヒロインは根っからの踊り子で、実は王室の血が…というはっきりとした隠し設定も無し。なので、振る舞いも口調も庶民そのものです。
貴族ものでお姫様口調に慣れた人には向かない作品だけど、ヒーローが可愛くて可愛くて誰かに薦めたくなる。
なんていうか軽い。ドロドロした感じがなくてサラッと読めます。最初の持っていき方に若干苦しさも感じますが貞操観念が女の方にあまりないから無理やり感かなくて良かった。精霊の力でもっと破壊的な行動とかあるのかと思ったけどなかったね。
面白かった
かなり変わり種です。アラブ系？西洋風ファンタジーではありません。ついでに貴族とか皇族と平民の差もあまり感じませんでした。皇子と軽く話せるし、結婚も皇帝は奴隷から選ぶとか…そのせいかキャラがブレてるのでは？と思うような所もあります。ヒロインも良い意味でおおらかで欲がなく、何も考えていません。
ヒロインが元踊り子という設定ですが、設定はあるもののほぼ活躍がない話が殆どの中、この話では踊り子で大活躍でした。
匿名
ヒーローがかわいい
こちらの作者さんの描くヒーローがかっこいいのに可愛くてとても好きです。
ストーリーも面白かったしテンポよく進んでヒロインも好感が持てて、爽やかというか気持ちいい読了感がありました。
良いです。
題名と内容があっていない気もしますが、まあ良いかな。
ヒーローはとっても優しくて素敵だし、ヒロインもとっても元気があって可愛いです。
誰も不幸にならなくて幸せに読めました。
