【感想・ネタバレ】夢見る沼のレビュー

あらすじ

結納まで取り交したカメラマンとの縁談を解消する使者となったのが縁で、その男性に心をひかれていく大瀬伊津子。彼女に求婚していた新聞記者は、彼女の心の中にいつしか他の男が入り込んでいるのを感じる。伊津子は、友人を裏切ってカメラマンとひそかに交際している自分自身を、恐ろしい女だと思いはじめる……。適齢期の女性の心の中に棲む、愛と悪魔の葛藤を描いた、傑作長編。

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Posted by ブクログ

親父から譲り受けた本シリーズ。現代のように恋愛が高度化していない時代の不器用だがもどかしい感じが結構良い。夏目漱石の「こころ」や武者小路実篤の「友情」のような裏切りピカレスクと思いきや…最後まで爽やかなのが若干物足りない。

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2017年09月24日

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