あらすじ
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北の国から、風の子のこがらしぼうやが、大きなうちわをかついで飛んできました。しかし、こがらしぼうやが地上におりていくと、野ネズミたちもアカリスたちもみんな逃げてしまいます。こがらしぼうやには、なぜみんないなくなるのか、わかりません。こがらしぼうやは、洞窟をみつけ、そこで休むことにしましたが、そこには、じょろうグモばあさん、大ガマガエル、トカゲ、ゲジゲジ、ミミズ、ムカデ、ナメクジなど、森のきらわれものたちが住んでいました。こがらしぼうやは自分自身も、まぎれもなくきらわれものの一員であることがわかり、悲しくなります。翌朝、子ネズミが行方不明になったので助けてほしいと、野ネズミ母さんがこがらしぼうやのところにやってきました。こがらしぼうやは一人の力では無理だと悟ると、洞窟の仲間に力を貸してほしいと呼びかけます。すると……。心あたたまる幼年童話。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第30回読書感想画中央コンクール
小学校低学年指定図書
絵もお話もかわいい
こがらしぼうやはきらわれもの
洞窟の仲間もきらわれもの
確かにね
どうも苦手だよね
でもねでも
≪ いきている みんなそれぞれ せいいっぱい ≫
Posted by ブクログ
北の国からこがらしぼうやが、大きなうちわをかついでとんできた。こがらしぼうやは冬が来る前に枯れた葉っぱを落として、冬を迎えるお手伝いをする仕事をしています。けれど、こがらしぼうやが降りてくると、山の動物たちはみんな寒さで逃げてしまいます。動物たちは冬ごもりの準備で忙しいのに、こがらしが吹くのが嫌なのです。
こがらしはみんなから嫌われていると知ってショックを受けるこがらしぼうや。同じくみんなに嫌われているナメクジや女郎蜘蛛やムカデや大アマガエルたちになぐさめられます。
そんな時、野ネズミのぼうやがいなくなってしまった。迷子になった野ネズミぼうやを空から探せるのはこがらしぼうや。
さて、野ネズミぼうやは見つかるのか・・・