あらすじ
2030年。消費の中心が欧米からアジア・アフリカに移り、世界の富は男性より女性の方が多く持つようになる未来で私たちはどのように生きるべきか。ウォートン・スクール教授が10年後の世界を予想し、水平思考をキーワードに変化の波にいち早く乗る方法を説く。
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Posted by ブクログ
人口動態などのデータから2030年はどのようになっているかを論じている本である。
変化の波は激しいが、変化はある日突然起こるものではなく、日々ちょっとずつ変わっていくものなので、適応可能なものとのフレーズに励まされた。
取り上げられていた話の中で、世代の人数が市場の大きさを左右するが、これからは高齢者世代が特徴的な一大マーケットになるとの話は、ベンチャーやテクノロジーというと若者向けのイメージがあっただけに、なるほどと思える内容だった
Posted by ブクログ
今後の世界の変化に対して何に気をつけなければならないか考える人におすすめ。
【概要】
●垂直思考を止める。これからは水平思考が必要である。
●世界で起きている8つの動向。どれも他の7つの動向と相互作用の関係にある。
●8つの動向とは、
・出生率の低下
・新たな世代
・新たなミドルクラス
・裕福な女性の増加
・都会のライフスタイル
・技術的破壊
・共有経済
・仮想通貨
●2030年を生き延びる水平思考の助言
【感想】
●今の世界の動向を把握するに参考になった。
●非常に広い視点で書かれているため、そこから自分個人では何ができる、会社組織では何ができるか、という観点で落とし込んでいく必要がある。
●個々の力はわずかであっても、世界の変革に対応するための一端になるかもしれない。