あらすじ
「お前はひどい男だな」
「自覚はあるよ。そうじゃなきゃ、兄を抱かないだろ」
舞台を中心に活躍する俳優の舟沢薫は、たったひとりの男に翻弄されていた。それは、若手国会議員の島津史弥――かつて互いの両親が夫婦だったことがある、というだけの、血のつながらない弟だった。
遡ること一ヵ月前、人気女優との結婚を決めた直後の史弥に、薫は愛を告白されて抱かれたのだが……。
電子書籍には特典として、カバーイラスト・書き下ろしSSを収録。
感情タグBEST3
良い
義兄弟だった2人の話。
兄は俳優 弟は政治家で、弟の執着愛を感じました。
まぁ色々あって弟は偽装結婚するのだけど、相手の女性も女性だよ!色んな人間模様がぎっしり詰まった1冊でした。
不倫関係に
どれだけ気持ちがつながり、愛し合う二人でも産まれる子供がそれを知れば傷ついてしまうのに
自分たちの事しか考えない父親と母親、不倫関係の兄。
嫌な気持ちが残りましたね。