あらすじ
後手後手のコロナ対策で「中身のスカスカぶり」が露わになった菅内閣。当初ぶち上げた「携帯値下げ」「デジタル庁」など“大衆受け”する政策の裏には、“奸佞”なる首相の下心と思惑があった。理念はなくとも「自らの権力の絶対化」を至上命題とする首相の「生態」と「コンテンツ」を解剖し、ポスト・コロナへの歩みを阻む「スカノミクス」の実態を明らかにする。そこから「アホでもスカでもない正しい政策の在り方」、「スカノミクスに蝕み尽くされないための対処」を考える。「弱肉強食」に真っ向から異を唱える著者渾身の新提言!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ひどい内容でした。
著者の言っていることがおかしいのではなく、菅首相の言っていること、やっていることが酷いと思いました。
菅首相のやっていることがおかしいことだらけだけど、それを全部あげつらい”スカノミクス”と呼ぶ人も、よく見ているものだな、毎日そんなことを考えて暮らしてよくおかしくならないな。と思いましたが、それを読んでいる自分までむなしくなりましたが。
でも、誰かが言ってくれなければ、政治は間違った方向に進むでしょう。いくら言ってもなぜ世論がこんなにも届かないのかと思います。
有名なところでは「Go To」を必死になって二階自民党幹事長個人のためにやって、感染拡大効果を否定しているところなど、政治を私利私欲のために使わないで欲しいと思いムカムカしながら読みました。
たった一人の人間の地位の為に、これだけコロナが拡大したのに誰も怒れる人がいないというのは、政治が本当に腐敗していると思いました。
あと、この本でわからないのは、これだけ悪口を書きながらなぜ、2021年東京五輪についてひとことも触れられていないのかと思いました。
片手落ちではないでしょうか。
本全体のレビューでなくてすいません。