あらすじ
小泉大臣!
問題はレジ袋ではなく中国です
【IPCCや日本政府の審議会で委員を務める著者があらゆる欺瞞を暴く】
◎「CO2ゼロ」は中国の超限戦
◎バイデン大統領はCO2を減らせない
◎脱炭素は国民経済を破壊する
◎気候危機はリベラルのプロパガンダ
◎危機を煽るNHKと環境白書
【櫻井よしこ氏大推薦】
米国の共和党支持者は温暖化危機説がフェイクであることをよく知っている。議会でもメディアでも観測データに基づいた合理的な議論がなされている。
しかし日本はそうなっていない。のみならず強固な利権がそこかしこにできてしまった。
省庁は各々の温暖化対策予算と権限を持っている。
その補助金に群がる企業がある。
研究者は政府予算を使って温暖化で災厄が起きるという「成果」を発表する。
メディアはそれをホラー話に仕立てて儲ける。
この帰結として日本の国力は危険なまでに損なわれつつある。
温暖化のファクトがこの一冊でわかる
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Posted by ブクログ
「脱炭素」の裏では、FIT制度による電力価格の高騰、都合の良いデータのチューニング等良くない話がたくさんある。
経済成長と環境問題の解決の両立を本気で図るのなら、筆者の言うように「日本の持っている本当に環境に良い発電技術を世界に売る」といった上げ潮シナリオが良い策だと思うそして、そのためにはコストが下がるようイノベーションが生まれやすい環境を作るのが重要なので、政府は減税等や基礎研究・教育支援の方にお金を回す必要があると思うのだが、、、利権構造もかなり絡んでそうなので一筋縄ではいかないのかなと思った。
本書は初心者向けになるべく表やグラフを用いずに解説してくれてわかりやすかった。次のレベルに行くために、もっと一次データを見ることができる本を読みたい。