あらすじ
最重要な対話で、いかに合意を形成するか、が分かる1冊
本書では、意見の衝突、強い感情をともなう極めて重要な話し合い(クルーシャル・カンバセーション)において、どのように対話を進めれば、参加者の合意を形成することができるのかが詳細に説明されている。夫婦・家族間から企業の部門間などのビジネにいたるまで、緊張をともなう局面での話し方を解き明かした本書は、アメリカでは300万人以上に影響を与えてきた、対話術の真髄を伝える名著とされる。
グローバル化が進み、社内外の多様なメンバー間で対話が必要となったいま、企業研修に最適のテキストといえるだろう。
■本書への賛辞
「私たちの生活、私たちの人間関係、私たちの世界を形作る決定的瞬間に注目するよう呼びかけている(中略)。本書は、現代のリーダーシップに貢献する重要な作品と呼ぶにふさわしい」
――『7つの習慣』の著者スティーヴン・R・コヴィー
「人生の質は、会話や話し合いの質に左右される。クルーシャル・カンバセーションのスキルを即座に向上させる秘訣がここにある」
――『こころのチキンスープ』シリーズの共著者、マーク・V・ハンセン
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
十数年前、自分が20代後半の時にたまたま(おそらく)この本を教本にしたであろうクルーシャルカンバセーショントレーニングというのを受けたことがありました。
非常にためになってその後もそれを活かしてる、と思っていたが細かな内容を思い出せなかったので、改めて書籍で読んでみました。
とてもロジカルで実践的で、自分のこれまでの経験と照らし合わせて読むことで一層学びの多い一冊となりました。
Posted by ブクログ
早くも今年上半期に読んだ中で1、2を争う位印象的だった本。日頃いかに自分が会話できていないか、悪党のストーリーを作っていたかを痛感した。相手を常識的な人間にする、は心に刻みたい。
Posted by ブクログ
対立をシナジーに換える「決定的な瞬間の会話術」
クルーシャル・カンバセーションとは、強い感情が伴うケンカだったり、重要な結果が伴う施策を決定する会議だったり、反対意見を持つ相手との対話だったり。
つまり、対立から融和するか戦争に至るかを決める、決定的な瞬間の会話である。
そして、大体の人はこの決定的な会話を避けようとする。あるいは適当に処理する。アドレナリンが出て考えられず、反射で対応してしまうから。
ここで取るべき選択は、率直な意見を述べることでも、黙り込むことでもない。
会話に関係する全員が持つ、あらゆる関連情報を表に出すこと=自由な認識の流れを作ることである。
これが本書のコンセプト。
この関連情報が共有されたプールが、相乗効果を生み出し、最初にはなかったような全員が納得するアイディアを生み出すそうだ。
共有された情報プールが、怒りのアドレナリンで火照った脳を冷やしてくれるようなイメージだろうか。
対立が生まれたら、まずは共有している事実の確認からはじめてみようと思う。あ、でも事実から作る意見は、正解ではなく仮説であるって前提で話すこと。