【感想・ネタバレ】簿記がわかってしまう魔法の書のレビュー

あらすじ

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これから簿記を学習しようとする人から、他の入門書で挫折した人まで、誰でもスラスラ読める「簿記の絵本」です!

時は中世、1450年代の中頃。貧しいけれど働き者の少年、ルカ・パチョーリ(のちに「近代会計の父」とよばれる人物)の前に、ある日、魔法使いがあらわれます。
ルカは魔法使いから「魔法の豆」をもらって、その豆の使い方、豆を増やす方法、増えた豆(儲け)を計算する方法を教えてもらいながら、知識ゼロから簿記を習得していきます。

簿記は、借方・貸方、資産・負債・資本・収益・費用といった用語、仕訳や勘定記入の手順など、覚えることが多いうえに、しくみが巧妙なせいか、頭が混乱してしまう人が多いと思います。

そこで本書では、「簿記の5要素」など、誰もがつまずく基本原理の「なぜ」「どうして」に、ていねいに答えていきます。しかも、イラスト図解、誰でもピンとくる「たとえ話」を交えて、やさしく説明。まるで魔法をかけられたかのように、「簿記のしくみ」がストンと理解できます!

また、損益計算書や貸借対照表に比べると影が薄い「試算表」ですが、じつは試算表には簿記の基本原理の多くが潜んでいます。試算表を正しく理解すれば、簿記のしくみがみるみるわかるようになるのです。
この試算表を説明の中心にしている点も、本書の特徴の1つです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

イントロとしてはかなり分かりやすく、素朴な疑問にも的確に解説されているため、初学者向けにちょうどよい。

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2024年02月17日

Posted by ブクログ

1042。2023年05月30日火曜日。
・簿記の原理について、特に試算表等式の観点から概念的な説明をおこなった入門書。
・実務的な区分についても、本書では辞書的な説明があるが、それらの細かい区分は却って根本的な概念区分(資産・負債・資本・収益・費用)を覆い隠してしまうことは明白だ。まず根本的な5要素とそれらの関係を押さえ、後は枝葉末節であると割り切るとわかりやすい。別の言い方をすれば、考えて理解すべきところと単に憶えるべきところを切り分けてくれる。
・いわゆる丁字勘定はなぜ科目名が左右逆なのかわからなかったが、重要なのはタイトルと金額であって、それ以外の相手科目名などは補足情報に過ぎないと割り切った説明をしてくれたのでスッキリした。
・本書の記述から、所有=自己資本とは無期限無利子無配当の「負債」であることが見て取れる。複式簿記とは所有の原因としての負債をシステマチックに管理するテクニックである。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

・1つの金額に見えても、見方を変えるとそのお金が2つの役割を果たすことに気づけた!

・おとぎばなし風で分かりやすい
・余白や絵が見やすい
・取引の基礎が分かる

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2020年06月27日

Posted by ブクログ

いつか人に雇われることに飽きたときのために(?)、まあそうでなくてもお金の動きをもう少しわかる人間になりたくて、
簿記をちょっと学んでみたいと思いましてね。

んー
あれだけ複雑と世に聞く簿記がこの一冊だけでもちろんバッチシ理解できるわけもなく、
ちょいちょい
「え?今のってどういうこと?っていうかどこ?どれ?」
みたいな部分もあったけど、
今までバシャバシャの無形液状のものだった「簿記」なるものが、ゾル状くらいには頭の中で形作られたと思う。
お金は豆に例えないでお金のままの方が私の好みだな。

世の中の経理の人はすごいなあ。

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2021年01月31日

Posted by ブクログ

わかりやすいです。これだけを読むと言うより、他の入門書やテキストと合わせて、補足的に読むと他の本で分からなかったことがわかる気がします。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

簿記ミリ知ら初心者にとって、この1冊だけで分かるか聞かれると答えは「分からない」です。ただ、この本を読むことでお金の流れや仕組み、用語について知ることが出来ます。

おとぎ話が好きなので、お金を豆に例えたお話は「ジャックと豆の木」を思い出して楽しく読めました。何かを得るために差し出したものや借りたものを含めた実際の利益。この流れを知るには、お金でも豆でもどちらでも良いと思います。

今年度分の簿記テキストが発売されるまでの予習として読んだので、難しく詳細がアレコレ書かれた本よりもザックリと理解できる本書がちょうど良かった気がします。そのままな呪文も面白かったです。

簿記という時代を超えて使われる魔法。
その一端に触れることが出来て良かったです。
イラストが多いのでとても読みやすかったです!

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2022年04月02日

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