あらすじ
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<ノーベル経済学賞受賞者>
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、
クリストファー・ピサリデス 氏 推薦!
「忙しい現代では、立ち止まって、深く考える人こそが賢者です。
本書はあなたに、観察力と洞察力とは何かを教えてくれるでしょう」
<Google>
ヴァイス・プレジデント、
タラ・ウォルパート・レヴィ 氏も絶賛!
「本書には、世界の英知が描かれている。
グローバル時代を生きていく私たちにとって、
これこそが“必要不可欠な感覚”なのです」
そのほか、
ダライ・ラマ14世 (チベット仏教最高指導者)
ディーパック・チョップラ (世界的な医学博士)
アジェイ・バンガ (マスターカード社長兼CEO)
ダニエル・シャピロ (ハーバード大学 国際交渉プログラム創設者)
アネット・リチャードソン (国際連盟 元上級顧問)
など、政界、実業界、宗教界から賞賛のコメントが続々!
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「ウォール・ストリート・ジャーナル」
「サンデータイムズ」 等でベストセラー!!
オリンピック観戦のおともに最適な
国際的ベストセラーが邦訳!
「1日1国、読んで旅する。
101日の世界周遊に出かけよう」
150ヵ国あまりを取材した国際的ジャーナリストが、
世界各国の価値観や国民性を
「ひとつの単語」 で表現した新たなガイドブックが誕生。
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「単語ひとつ」でたとえると・・・
フランス ⇒⇒⇒ 「抗議」
エジプト ⇒⇒⇒ 「ユーモア」
ジャマイカ ⇒⇒⇒ 「規律」
日本 ⇒⇒⇒ 「???」(222ページに掲載)
「なぜ?」「なるほど!」の連続で
世界の歴史や国民性が面白いほどわかる!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
帯の惹句がややこしくて、褒められたものじゃないが(著者がノーベル経済学賞受賞者かのような見せ方)、中身としては、簡潔にまとまっていて、面白い一冊だった。
ひとつの国をひとつの単語で表したら? という命題に則り、101の国を解説していく。
当然、気になるのは我が国日本。「おもてなし」かな? と予想するが…。
「おもてなし」の国は、トルコだった(「ホスピタリティ」)。そして、なぜなのかを、著者の体験などを交えて解説していく。ニューヨークで道迷いしたときの体験と、イスタンブールでホテルを探して迷った時の、それぞれの国民の対応の差(当然、NYでは相手にされなかったが、トルコでは親切に案内してくれた上に、そのホテルより自分の家に泊れと言ってくれた)から、トルコは「ホスピタリティ」の国と断じる。
それだけではないのだが、その他の国民性や、歴史などからも傍証していくという建付け。
101の国を、まえから順々に読んでいくのはよろしくない。まずは、自分の訪れたことのある国、仕事相手として対面したことのある国などをチョイスして読んでみた。40か国ほどあったか。
残り60ヵ国は、今後の愉しみとするか、ニュースや、なにかで見聞きした折に、本書で繙くなどの愉しみとしてとっておこうと思う。
なるほどな、と思う国もあれば、そうかな? と思う国もある(ちなみに、我が国日本は納得だ)。そりゃ、今のウクライナが一番欲しているのは「自由」なのかもしれないが(あるいは「平和」か)、それが果たして、あの国をひとことで表す言葉かな? と思わないでもない。ちなみに「平和」はコスタリカに冠されている。常備軍を持たない国、自然豊かで幸せな国だからだそうだ。
脚注にある、豆知識。国土の広さに常に日本との対比が書いてある(日本語版特別のサービスだろう)。意外と、日本は小さくないと思わされる。人口にしてもだし、GDPも、超大国には及ばないが、やはり経済大国なのだと再認識させられる。
その国出身の意外な有名人や、世界的な企業が、その国の発祥だったのか? という気づきも面白い。
自分なりに、国内の県民性をOne Wordで表現したらどうなるだろう? という思いも持った。 二匹目のドジョウ、誰かがやりそうだ。