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Posted by ブクログ
3.4年。いつも遊んでいた親友がサッカーを始め、羨ましくも寂しくもあるサトシ。ある時、養鶏を営むキワさんの美味しい幻の卵を貰うため、お手伝いを始める。夢中になって頑張る気持ちよさを感じられるサトシの成長物語。きらきらと好きなことを見つけて取り組める幸せを感じられる本。
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夏休み、ぼく(甘楽サトシ・かんらさとし)はヒマだった。4年になって、親友の颯太にサッカーチームに一緒に入ろうと誘われたけど、ぼくはそんなにサッカーが好きでもないし断った。家は弁当屋をやっているのでお父さんもお母さんも毎日忙しい。
弁当屋の定休日にも、お父さんは農家に野菜を見に行くというのでサトシはついて行った。
そこでは、野菜の他にキワさんというおばあちゃんが養鶏をやっていた。自然に楽しく育てた鶏の卵は美味しいと、自分のところの卵はまぼろしのたまごだと言う。
サトシはキワさんの卵を食べてみたいと思って、翌日からキワさんのところに通うようになった。お手伝いをして、みんながいいと認めたら卵を分けてくれると言われ、畑の雑草抜きや鶏小屋の掃除、野菜の収穫、言われるままにお手伝いをする。
キワさんのお手伝いは毎日続き・・・。
サトシの一夏の成長物語。