あらすじ
高校の同じクラスの、内気な子、派手な子、運動系、お調子者、・・・みんな同じ場所にいながら思っていることが違う。好きな相手も、好きな気持ちも、それぞれのつぶやきに、秘めた思いを知ったり、意外な一面を見たり、しだいにどの子も応援したくなる、友だちが増えるような1冊。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ころころ視点が変わる連作短篇集。
色んなタイプの男の子や女の子がいて、仲良しグループではないが心情が重なるところがちょっと出てきたりとそういう接点がおもしろかった。
ただ後半ちょっと展開が突飛というか、キャラの心の動きについていけないところもあり、少しラストが微妙に感じてしまった。
Posted by ブクログ
高校1年生の男女7人の短編集。短編、というか、一つ一つがとても短い! 作者あとがきにもありますが、掌(てのひら)小説だそうです。文豪・川端康成の「掌の小説」からちなんで、連作掌編小説、だそうです。
設定的には、学区内2・3番目くらいの進学校でしょうか。男女7人の心の内が2〜3ページくらいで ぱたぱたと切り替わって語られていきます。7人が、同じ仲良しグループとかいうわけでもなく、でもちょっと接点があったり、思わぬ心情を知れたり。
普通の高校生って、こんなかんじかな〜と。
読むのが苦手な中高生に。(作者もそれを意識して書いているそうです)