あらすじ
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砂利の下に卵をうめてかくすサケ、貝のなかに卵をうみつけるニッポンバラタナゴ、オヤニラミに自分の卵を守らせるムギツクなど、川でくらす魚たちは、さまざまな作戦で、次の世代の子どもたちをのこそうと奮闘しています。それは、淡水という混雑した生態系の中で、小さく弱い魚たちが長い時間をかけてつくりあげた知恵でもあります。魚たちのいちばん大切な仕事である繁殖戦略に着目し、迫力の写真で紹介する写真絵本です。
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Posted by ブクログ
タイトルが言いえて妙で、種の生き残りをかけて魚たちがたまご―こどもたち―を如何にして守るかを、美しく解りやすい写真と文章で紹介しています。
知らない魚の名前や生態が多く、勉強になりました。こどもからおとなまで、一度は読んでみてほしい本です。
Posted by ブクログ
2年生に読み聞かせした。
いろんな魚が、自分のたまごを守るために奮闘するお話。特に他の魚のたまごを食べて、そこへ自分のたまごを産み、あまつさえ自分が食べたたまごの親に自分のたまごを守らせる姑息な手段を用いる魚もいたのが印象深い。
写真絵本なので、川や魚やたまごの美しい写真も見どころ。
Posted by ブクログ
生き残りをかけた大作戦というなんとも壮絶なサブタイトル!
いかにして種を絶やさないように産卵し守るのか、魚たちの色々な大作戦を知れるのですが、子どもたちは透けた卵の中身や、雨上がりの水溜まりでナマズが見つけられるかも!など絵本から知ることができたことを色々私に報告してくれました。
そう言う私も知らない事ばかりで、驚きの連続で本に見入ってしまいました。
Posted by ブクログ
さかなたちが生き残るための重要な作戦は、“たまごをどのようにまもるのか“。
この絵本は、さかなたちの守り方を写真で教えてくれる。
孵化をするまでオスが見張り役をしていたり、貝に卵を産みつけたり、カッコウのように他の魚に自分の卵を見張らせたりと、さかなたちの卵を守るための様々な作戦を知り、驚く。
その中でも心に残ったのは、悲しいかな、外来種のたくましさだ。
カダヤシはお腹の中で卵がかえり、稚魚が泳ぎ出てくる。
もう稚魚の状態で!?
そのように進化したからこそ、繁殖するんだな。
その時の環境に適応できたものが生き残る…それが、自然の摂理なのかも。
Posted by ブクログ
8歳1ヶ月の娘
5歳1ヶ月の息子に読み聞かせ
娘の国語の教科書で紹介されていた本
さかなのたまご
いろんな方法で守られている
前に別の本で
魚界はオスが子育てすることが多い
って知ったけど
オスがんばってるなあ
管がでてきて
貝の中に産み付けるのは衝撃
さかなのたまご
魚卵
どうしても
サケの卵は
イクラとしか見れなくて。美味しそうって思っちゃう。
でもサケも卵を守るために
必死なのよね
人間こわいわ