【感想・ネタバレ】老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88のレビュー

あらすじ

老年よ、大志を抱け、サイフも抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から、お金、働き方、人づきあい、介護、終活問題まで、人生100年時代を生きる人に勇気を与える「知恵とユーモア」がつまったエッセイ。

「見果てぬ夢を見るのは、老人の特権です。
未来を夢見て、夢を語れば、きっとその夢を継いでくれる人が現れます。
自分たちの子や孫、そのまた子どもたちがより幸福に生きられるように。
老人たちよ、おおいに夢を見ようではありませんか」
――樋口恵子

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Posted by ブクログ

先日遠方に住む両親に会いに行った。長いこと勤めていた仕事を今年退職した母が急激に年老いており戸惑っている自分がいる。私ができることは?
88歳 著者のヒグチさん。体験談やアドバイス 知ることができて良かった。
和式トイレのトラブル!年齢とともに筋力も低下し、本当他人事では無いなと思いました。
まずは、体力づくり!食生活の指導が必要かな。正にヨタヘロ期に近づきつつある母。今度、地域包括支援センターに相談に行ってみようと思います。

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2024年08月08日

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筆者の樋口恵子先生は、2003年の東京都知事選にも出馬し、現職の石原慎太郎に敗れたものの、80万票の得票を得た英傑。
この本は、私の母親から薦められて読んだが、母曰く一々納得出来たらしい。私も少し先の将来に、作者の様に頭しっかりしていられる様に、今は出来る事をしないとならないと思った。

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2024年11月03日

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来年2025年に、私たちが経験したこともない 超高齢社会がやってきます。 5人に1人が75歳以上になります。そんな社会に向けて 88歳の樋口恵子さんが転ばぬ先の杖として具体的な知恵を 88個 提示しています。
各タイトルには 著者 独特のユーモア溢れるネーミングがついています。さすが「 濡れ落ち葉」の流行語大賞を取った 樋口さん!介護保険制度の成立に貢献し、70歳で 都知事選に立候補し、老いてもなお I have a dream の精神には感服いたします。本書でも言っていますが、「相手がどこまで 熟知しているか、聞いていて抵抗を感じないか 、どうすれば伝わるかを だいぶ 研究してきた」という著者ならではの読みやすい 指南書です。

※以下、本書で面白いと思ったタイトルや項目

「ヨタヘロ期」「老っ苦ぅ(おっくう)」「ひところび100万円」「調理定年」「トモ食い」「虎の子うつ」「老年よ財布を抱け」「お風呂コール」「恨みつらみは棚上げ 」「死んだら後から化けて出るぞ」 「ファミレス 時代」(ファミリーがいなくなる)「すべての道はローバ(老婆)へ通ず」「BBB=貧乏ばあさん防止作戦」「同時多発 介護」「団塊→男介→老塊」「介護離職ゼロ作戦」「ワークライフケア バランス」「介護され上手」「子姑(こじゅうと)」に感謝、「おまかせDEATH (デス・死)でいいの?」「ユーモアは老いの味方」「濡れ落ち葉で燃え上がれ」「食・職・触の3しょくは元気の源」「ころんでも立ち上がる復元力(レジリエンシー)」「高齢者の「見える化」」「高齢者は次世代のモデルになるような生き方をする責任」「人生100年時代の初代」

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2024年06月21日

Posted by ブクログ

「早まるのはお待ちなさい!」
介護離職についての一言ですが、考えちゃいますね。

身近に介護する人がいる状況ではないですが、いずれその時がくるだろうと読んでみました。

どんな時代になっていくんでしょう。

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2023年01月09日

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樋口さんの読売新聞の人生相談の回答が好きだった。
老いのトップランナーの中でも樋口さんは制度も作る人だ。
介護保険は樋口さんたちが作ったなんて!
何人もの人が救われている。
ファミレス時代の到来。何年か先の我が家か。

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2023年01月06日

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ユーモアがあって分かりやすくて聡明な文章を書く樋口さんが88歳だとは驚き尊敬する。結婚退職をし子育てに明け暮れた後、税金がかからない程度のパートをする私は、BBになりそうだと心配になった。 せめて娘達は仕事を続けてHBになれるよう助言しよう。

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2021年09月01日

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樋口さんは、昔から何度も目にした名前だったにもかかわらず、しっかり読んだのはこの本が初めてかもしれない。
自分がこれまでの人生の中でやってきたことを振り返って、胸が張れる人生を歩まれている樋口さんに心から敬意を表したい。

どの章も絶えず自分の身に置いて読み進めた。
共感できることがたくさんある。でも、実行できるかというとできるししようと思うこともある中に、樋口さんだから言えること、樋口さんでないとできないこともあって、目の前の老後がやや心配になってきた。

結婚してすぐ、当時23歳の右も左もわからない娘に、「いずれ世話にならんなんから。」とたぶんたいした考えなく放たれた姑の一言に、その後30年近くずっと縛られてきた。
その言葉がなければ、初めの仕事を辞めることはなかったと思う。
ずっといずれ「世話」をしなければならないと思い続けていたために、三男の妊娠を機に退職した。
今はまだ夫がいるから「BB」にはなっていないけど、樋口さんのおっしゃる通り、その後働いた職場では厚生年金はかけたけど、そもそも標準月額が低いから、試算すると自分の年金よりも夫の遺族年金の方が高いかもしれないことが分かった。

ふむっ…
私の老後…どうしようかなぁ…
樋口さんのおっしゃるように、三人の息子や息子の配偶者たちに、良いタイミングで「自己申告」できるかどうか…

とりあえず今は、もうしばらく職場にしがみつき、小遣い稼ぎをしながら、健康寿命を延ばす日々を過ごすしかないと実感した。

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2021年08月29日

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ひとつひとつの提案が中高年以降の生活の役に立ちそうだと思った。どうしてもなんでも1人でと思ってしまうけれど、なんでもひとりでできなくなる日が来るんだなぁとやけにリアルに考えさせられた

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2023年11月23日

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自分もいずれ老いる。その転ばぬ先の杖で読んでおこうと手に取ったが、そばにいる母の声を聞いたような1冊だった。
母は物持ちがよく、若い頃の物まで捨てずとんでもなく物が多い。先の事を考えて断捨離を何度か申し入れていたが聞いてくれない。
年老いると、思い出にすがり生きることをあるらしい。
そういえば私も青春時代に好きだった時の熱を借りる時もある。
もう母に物を捨てるように言うのは止めようと思う。
いい1冊だった。若い人にも読んでほしい。

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2023年07月05日

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ネタバレ

*老年よ、大志を抱け、サイフも抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から、お金、働き方、人づきあい、介護、終活問題まで、人生100年時代を生きる人に勇気を与える「知恵とユーモア」がつまったエッセイ*

読売新聞の人生相談ではお見掛けしていましたが、この方のご本をきちんと読んだのは初めて。

まずはともかく、ローバは一日にしてならず、老いるショック、おまかせDEATH、などユーモアと駄洒落がぽんぽん飛び交う軽快な文章で、とても読みやすいです。
内容的には明るくないものが多いはずなのに、老いをしっかりと受け入れ、柔軟にやり過ごす方法を伝授してもらっているので、大変勉強になります。
ヨタヘロ期への心構えを今から準備していきたいと思いました。

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2023年02月18日

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老いの現実を教えてくれるエッセイ

自分で考えてるより つらいことが多そうだ。

人に甘える、外に出ていくという覚悟が楽しい人生を送る秘訣かもしれない

長生きするということは たくさんの人を送り出すつらいことだと気づかされた。

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2023年01月30日

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ネタバレ

強烈な出だしの体験談.たくさんのトイレットペーパーがあって良かった.ダジャレ的な言い回しが最高です.

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2021年10月25日

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ネタバレ

 樋口恵子さん、2003年民主党の要請で都知事選に立候補、石原慎太郎を軍国おじさん、自分を平和ボケばあさんと呼称し約82万票を得たとか。また、介護保険制度にかなり寄与されたとか。私はあの制度はどうかなと。とにかく健康保険と介護保険、高すぎます! 「老いの福袋」、2021.4発行。本の内容はとても参考になる内容でした。日本はどんどんローバ帝国にw。現在、女:男は、65歳以上で6:4、85歳以上で2:1、100歳以上で9:1。また、今、最も多く死亡する年齢は、男性88歳、女性92歳だそうです。

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2021年09月10日

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