あらすじ
1938年東京、まだ「怪異」が日常に蔓延っていた時代。
一寸見葉一(ちとみよういち)は飴村家に居候する文筆家。
その知見を頼ってか、あるいは怪しさに惹かれてか、今日も葉一のもとに奇怪な相談が舞い込む──。
孤独な男に憑いた女を模した何か、
既に亡き妹の婿を探し続ける兄、
噂を聞いた者のところへ現れる女児の霊──。
人の怖さ、儚さ、美しさを闇で綴るストレンジ和風ホラー!
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感情タグBEST3
怪異な雰囲気がたっぷり
昭和初期のエログロナンセンスの時代を思い起こさせるような、擬古調のストーリー展開が見事である。作画の調子も妖美な世界を見事に描ききっている。しかし、描写が真に迫っているだけに、このような怪異な話や絵柄が苦手な私には、なんとも読みにくい作品になってしまっている。