あらすじ
シナリオを書く技術を小説に活かす方法を伝授。書くという視点からミステリーのジャンルを詳細に分類。小説&映画の実作品をお手本に解説するから、具体的に納得できる。
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Posted by ブクログ
ミステリーの書き方という題名になっているが、過去作の分類や紹介といった感じ。構造を解説してくれているところもなくはない。
物語は5つの型に分かれる。
1. ロードムービー型(旅もの)
2. グランドホテル型(空間限定もの)
3. バディ型(相棒もの)
4. サクセスストーリー
5. 巻き込まれ型
今までの作品をジャンル分けしつつ、登場人物の役割や対比について解説。探偵の名前は凝ること、愛すべき変人であること。
警察小説の主人公達の肩書きの変遷とツッコミ、普通は2人1組で捜査するけど鮫島刑事は単独捜査。合法的アクションは刑事に限る。警視庁刑事課の組織について。
スパイもの。日本だと忍者と公安部。CIAやFBI。法廷ものなら、刑事事件をひっくり返すのがいい。本当は無罪なので、悪(検察・警察)と戦う構図は共感を得やすい。
素人探偵ものは無実を晴らすために逃亡しているものが多い。タイムリミットがあることが多い。あとは家政婦とか温泉女将に浅見光彦というセミプロ。
ケイパーもの(強奪・襲撃もの)は計画時点で齟齬を来たし、最終的に仲間割れパターンが王道。不可能に挑戦するワルを応援したくなるが、悪いことはうまくいかないパターンが多い。
犯罪に至る社会性や犯人の動機や事情を描く松本清張。サイコキラーを経てイヤミスへ発展。山岳ミステリーに競馬ミステリー。グルメミステリー。歴史にはミステリーがいっぱい。