あらすじ
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奇妙きてれつなことばの森、へんてこもりシリーズ最新刊。今回は「ことばぐさ」をめぐって事件発生!人気者森の住人「まるぼ」のにせものが現れた。
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Posted by ブクログ
いろいろ、へんてこないきものがでてきてびっくりしました。どんなお話かな。と思って本をひらいたら、まるぼとまるぼつぼが、どっちがどっちか分からなくなるところが面白かったです。他のへんてこもりシリーズも読んでみてください。
Posted by ブクログ
へんてこもりのみんなで、「ことばぐさ」を摘みに行くお話。シリーズ最終巻らしく、これまで登場したへんてこもりの仲間たちがみんな登場するのがうれしい。キャラクターたちが、それぞれに合った「ことばぐさ」を摘もうとするのも微笑ましい。
4歳10か月の息子は、「ルナニバトコノブンゼぐさ」という言葉や「つづいた つづいた まんげつ みっか つもうよ つもう ことばぐさ!」という歌も気に入って、読んだ後、何度も何度も繰り返し唱えていた。
Posted by ブクログ
へんてこもりの住人たちが全員集合!このシリーズの集大成となる最終巻。
いつもの幼稚園仲良し四人組とまるぼたちが〈ことばぐさ〉を摘みに行くという導入からワクワクが加速、にせもののまるぼの存在と〈まるぼつぼ〉の持ち主ツボミカの登場でおもしろさの期待値がぐんと跳ね上がったw
〈ルナニバトコノブンゼぐさ〉の意味は親子で頭を捻ってもわからなかったなぁ。この最高に愉快なシリーズに出会わせてくれた6歳の息子に感謝。
最後にまるぼのカッコいい男気が全てを丸く収める。確かにこの読後の気分は“らぽらぽ”という表現が相応しいw
Posted by ブクログ
そらいろようちえんの仲良し4人組が「へんてこもり」で面白体験をするシリーズの第5弾!
巻を重ねるたびに増えてきた
へんてこな仲間達が沢山でてくるのも楽しいね。
またまた、へんてこもりにいった4人組は、やっぱりまるぼに会って〜
「ことばぐさ」を摘みに行くことに…
今回は、あらたに
まるぼにそっくりな
「まるぼつぼ」を持った
へんな女の子が出てきて大騒ぎ〜
「ルナニバノコノブンゼぐさ」って?
らぽらぼな気分て?
子ども達が大きくなっちゃった今でも、このシリーズは保存版…だなぁ。
孫ができたら読んであげたい。(^^;;
Posted by ブクログ
ここは へんてこもり。
満月が三日つづいたら、ことばぐさを つもう!
まるぼにさそわれて、みんなは 大きな木の下に ことばぐさをつみに出かけます。
けれども、まるぼそっくりな`まるぼつぼ`を持つツボミカがあらわれて・・・
Posted by ブクログ
本書は、たかどのほうこ(高楼方子)さんによる「へんてこもり」シリーズの5作目にあたり(2011年)、前作から8年あまり経過していることもあって、お話の前にキャラクター紹介が入っており、そこで、「そらいろようちえん」の4人の子どもたちや、へんてこもりの仲間たちの名前も知ることができるので、ここから初めて読む子どもたちも、自然とお話の世界に入ることができるようになっている。
私個人の思いとして、前作から変わってしまったような印象を受け、本書もお話自体は楽しいのだけれど、方子さんが書くにしては少し物足りないというか、以前には感じられたへんてこもりのへんてこさも無く、皆が皆、いい人っぽいのも、せっかく見た目から連想させられそうな個性の違いが曖昧化しつつあるようで気になるところではあった。
しかし、だからといって、それが実際に本書の対象となる子どもたちにとって面白くないのかというと、そういうわけでもなく、その独特な緩さを持ったキャラクターと子どもたちが一緒に何かをやる展開にワクワクさせられるものがあるのも確かで、更に本書に於いては、ある意味主役ともいえる「まるぼ」のにせもの(!?)が登場したり、名前に込められた効果が実際に起こる、魔法のような草の存在に夢があって想像力を刺激させられたりする中、それぞれの望むものに対して、どう手を差し伸べればいいのかといったことも教えてくれる点には、対象の子どもたちに向けた周りとの寄り添い方を示しているようでもあり、こうしたお話の作り方には、やはり幼年童話なのだなということを感じ取ることができ、私の印象も完成度というよりは好みの問題なのだということを実感する。