あらすじ
新聞記者であるエディ・ブロックに地球外の寄生生物シンビオートが取り憑いたことで誕生したヴェノム。幾度ものスパイダーマンとの衝突を経て、エディはスパイダーマンに対する復讐心を捨て、故郷のサンフランシスコでヒーロー活動を始めようとしていた。そんなとき、ヴェノムは公園で暴漢に襲われているホームレスたちを助け、彼らを巡る陰謀に巻き込まれていく。さらに、かつてヴェノムに息子を殺された男が、復讐を果たすため組織を作り、ヴェノムを襲撃する! この一連の騒動を新聞記事で知ったスパイダーマンも事件解決に乗り出すが……。はたしてヴェノムを待ち受ける運命とは!? マーベルキャラクターのなかでも高い人気を誇るダークヒーロー“ヴェノム”待望の単独誌!
●収録作品●
『VENOM: LETHAL PROTECTOR』#1-6
©2021 MARVEL
感情タグBEST3
匿名
ヴェノムが善玉として動くんだけど、スパイディとは仲良くできないって言うこの関係性がとても良かった。でもスパイディは、もうちょいエディ信じてあげてくれ笑
Posted by ブクログ
エディが戦闘中に地下の空洞の街に落ちたときに、その古い町並みを見て「ここは過去だ!」とか言って次号への引きになるんですが、グラップラーバキの「親父逃げろ!」級のハッタリでアメコミ史上に残る傑作だと思いました。もちろん普通に内容も面白い。ヴェノムはやっぱりイイネ
Posted by ブクログ
ヴェノムことエディ・ブロックが、単なるヴィランというよりアンチヒーローとなった流れを汲む最初のミニシリーズ。ヴェノムに正しい行動を取らせつつ、それを疑うスパイダーマンや復讐を狙う組織など、これまでの罪を簡単に許す姿勢ではないのが好感が持てるところ。
お祭り的に始めたシリーズだからか、そういった様々な組織と戦うだけでも面白いのに、ヴェノム以外のシンビオートをまとうキャラクターの登場など、思い切った敵を繰り出してくるのもとても良い。
ヴェノム自体が筋骨隆々だからか、エディもものすごく筋肉質に描かれる。絵柄にマッチしていてまとっていない時も格好良いぞ。