あらすじ
70すぎたら愉しくなった
「老後」を受け入れて初めて、大切なものが見えてくる。
粋と喜びに彩られた“オオタ式”享楽人生論
「ながく生きてきて、ものごとが見えてきた。社会的地位が高い・低いなどという価値観はとうに消えた。そういうことにこだわる人はつまらん人だとわかってきた。立身出世をはたした、経済的に成功した、それがどうした。頭がいいとか、リーダーシップがあるとかも、どうでもよいことになった。人生の価値観が変わったのだ。」(本文より)
【目次】
まえがき
1 酒場で飲む
2 酒を味わう
3 旅に出る
4 古い映画を見る
5 一人を愉しむ
6 私の東京物語
あとがき
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本酒のこと、
居酒屋のこと、
古い映画のこと、
人生後半の楽しみ方、
どれも、興味深く。
知識深く、広がりがあり、
慈しみも感じられる文章に
ほろ酔いの心地よさに浸った。
いつか会ってみたいな、と思いながら。
Posted by ブクログ
70すぎたら愉しくなった。「老後」を受け入れて初めて、大切なものが見えてくる。粋と喜びに彩られた“オオタ式”享楽人生論。
下戸だから、ここに書かれていることの半分以上はピンと来ない。でもついつい読んでしまう。
Posted by ブクログ
タイトルに興味を惹かれた。
著者の方を存じておらず、若者の本かと思えば、70代の方。
その年齢だからこその、居酒屋での佇まいや作法、東京での人生を味わい深く描かれることに感激した。