あらすじ
幕末の嵐を駆けぬけた名剣士・伊庭八郎の面影――政権を朝廷に返上した徳川幕府が鳥羽伏見の戦いに敗れると、東征軍は江戸へ進撃を開始した。うろたえ騒ぐ人々の中で、江戸侍の見事な典型、心形刀流の名剣士・伊庭八郎は、信念に従って抗戦派に身を投じる。彼を慕う幼馴染の千遠、稲本楼の小稲など、女たちにも押し寄せる維新の激流。書下ろし長編小説。
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Posted by ブクログ
明治維新前後の江戸を舞台に、幕府側と新政府側どちらにつくかで揺れる若者たち、そして男女の想いを描いた作品。ながら、主人公格の八郎、そしてそれに惚れる二人の女性の行く末が、以下続く。で終わってしまってどうにも中途半端。完結編の構想があったんだろうけど。。。。