【感想・ネタバレ】認知行動療法で周囲の気持ちがわかる自分になるのレビュー

あらすじ

認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。

本書では、この認知行動療法を短期間で身につけて「周囲の気持ちがわかる自分になる」方法を、初めて学ぶ方にもわかり易く解説しています。

【目次】
STEP 1 まわりの気持ちがわかるようになる 認知行動療法を知る
STEP 2 心の整理整頓 自分はどんなタイプ?
STEP 3 こんな時どうなる? タイプ別分析
STEP 4 こんな時どうする? タイプ別解決法
STEP 5 こんな相手にはどうする? タイプ別解決法

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Posted by ブクログ

ネタバレ

試せる問題もあって、自分の状態を知ることができる!

スキーマと呼ばれる自分の経験に意味付けする「核」となる価値観がある。このスキーマは常に心の奥底から「自動思考」に影響を当てえている。
この自動思考のズレが認知のゆがみと言われているものなんだということが理解できた。

自動思考の影響を受けたとき、「なぜ、そう思ったのか」を考えること(それが正しい理由や正しくない理由、他の人ならどんな対処をするかなど)本当に正しい思考か考えることが、認知のゆがみを正す方法になることがわかり、これは非常に大変なことだがとても理にかなった方法だと思うので実践してみたいと思った。

また、自分の気持ちを俯瞰してみるために事実や思考を記録すること、心の天気を記録して自分は今どんな気持ちなのかどういう出来事でどんな変化を知ることも大切とあった。
私自身、嫌なことや怒りの感情があった出来事を感情のまま手帳に書く。書いているうちに自分は何が嫌で何に怒っていてどういう気持ちだったが、この人に対してどんな感情を持ったかなど客観的に知ることができるし、書いているうちに気持ちが落ち着く。とんでもないことを書いていることもあるが。非常に効果のある方法だと思う。(余談だがこういこうとをしているため私の手帳はデスノートと呼ばれている)

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2025年03月28日

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