【感想・ネタバレ】映画「美しき誘惑―現代の『画皮』―」原作集 ―川端康成、蒲松齢の霊言―のレビュー

あらすじ

ほんとうの美しさとは何か? ほんとうの愛とは何なのか?
あなたにとって、新しい人生への
転換点になる衝撃作。


「画皮」――それは、美しい皮をまとい
人の未来や希望や愛を吸いこみ、
人生を破滅させ、国をも亡ぼす妖魔。
外見、学歴、肩書、家柄、財産……
目に見える価値観だけで
生きている現代人に、
心の美しさの真実を突きつける
話題の映画「美しき誘惑」。
その原作霊言や楽曲歌詞が一冊に。

読んでから観れば、面白さ倍増!
観てから読めば、目からウロコ!
☆霊界から降ろされる原案や原作
日本が世界に誇る小説家
川端康成による原作ストーリー
☆怪異譚『聊斎志異(りょうさいしい)』を著した
中国・清代の作家の蒲松齢に
「画皮」の特徴と正体を訊く
☆「美しき誘惑」の楽曲歌詞&
大川総裁による挿入歌「故郷」解説


■■ 川端康成の人物紹介 ■■
1899~1972年。小説家。大阪府生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部国文学科卒。卒業後、横光利一らと「文藝時代」を創刊。一高時代の伊豆旅行の体験をもとにした『伊豆の踊子』などを発表し、新感覚派の代表作家として活躍した。日本的美意識を追究し続け、一九六八年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。代表作に『雪国』『山の音』『眠れる美女』『古都』などがある。

■■ 蒲松齢の人物紹介 ■■
1640~1715年。中国・清代の作家。字は留仙または剣臣、号は柳泉居士。中国山東省?川に生まれる。卓抜な文才を持ち、十九歳で童子試(県試、府試、院試)すべてを首席で合格するも、科挙の試験(郷試)には落第を続ける。その間、生計のために家庭教師や幕僚を務めながら、各地に伝わる伝承や珍しい話などを収集し、約五百篇の怪異譚を収めた『聊斎志異』を著した。

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Posted by ブクログ

映画の原作としての霊言 映画のストーリーがネタバレしたくない人は映画を、見た後に読んだ方がいいかも。聊斎志異は柳田國男に転生。
心は肉の目には見えないが、目に見える美しさより、自己犠牲や謙虚さ努力が霊的観点で大切だと心に刻むべし

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

映画「美しき誘惑」の主軸ストーリーとして川端先生の霊言、その前段階として、中国怪異譚『聊斎志異』の著者である蒲松齢の霊言がとられていた、とのこと。それ以外にも、どんな霊言をもとに映画を構築していったのか、霊言一覧がついていて興味深い。巻末の主題歌や挿入歌の歌詞も、メロディーを離れて読むとまた違った味わい。

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2021年05月18日

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